今年の五月の天候はおかしい。ゴールデンウイークの天候がさんざんだったことはもう周知の事実だが、先日はつくば市でたつまきが起こった。
もちろん、たつまきが起ころうとこれは自然現象なのだから、文句をいう筋は人間の方にはない。せいぜい、気象庁からの予報ができるだけ早くしてほしいというくらいである。ところが、気象庁や気象台にしてみれば、なかなかその予報をすることは難しいのだろう。
アメリカでのつまきの被害はよく知られていて、たつまきが来ると避難のために地下室を備えている家庭まであるという。さすがにまだ日本ではそういう風な家庭は少ないと思う。だが、これからはそういうことまでも考慮をしなくてはいけないのだろうか。
また、アメリカでは日本に比べて、たつまきの予報もすばやくされるとかいう。たつまきの生成の原因の解明や予報に取り組む人のドラマまである。
たつまきはかなり局所的な地域に限られているので、なかなかそのその気象予報は難しいらしいが、それでも被害がときどきにしろ大きいということになれば、これからの気象台の大きな課題となってくるのだろう。
5月は一年で一番いい季節というのは70年以上生きてきた、私のもっていた感覚だったが、これからはそういう風な先入観は捨てなければならない時代になっているのだろうか。
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