数学の教授の10倍だったと科学史の本で読んだ。これはケプラーのことを書いた項目に書いてあった。
ケプラーは神学の教授になるつもりだったのに、推薦されたのはどこかの数学の教授であったという。その給料が神学の教授の10分の1であったという。ケプラーのがっかりする様子が窺える。
ケプラーは占星術で生活費を稼ぎながら、ティコ・ブラーヘの遺した惑星の何十年にもわたる軌道観測のデータを解析したらしい。
まず、地球の軌道を決めた後で、火星の軌道を決めたという。それは火星を観測しているのは地球からであるから。そんなことができたのはやはりケプラーの天才によるものであろうが、そのためのティコ・ブラーへの観測した豊富なデータが必要であった。
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