2011年の1月の終わりでょうか、会社で倉庫の3Sを命ぜられ、テキパキと整理整頓を行っていました。
その日は何でもなかった(少し腰に違和感はあったものの)のですが、翌日の朝に激痛!
立ったまま靴下を履けませんでした。
それから1か月くらい後でしたか、例の東日本大震災。
水が出なくなり、「非常時はここから水を補給しよう」と、目を付けていた川があったので、自宅や老いた両親のため、重い18?の水タンクを両手にかかえてピストン輸送の毎日。
そのさなか、腰のあたりにいや~な火照りを感じ始めたので、「この感じは、前に痛めた時と状況が似ている・・・!」
案の定、次の日動けなくなってしまいました。
震災で医療機関はどこも崩壊状態で、通院・治療の術(すべ)が無かったため、安静にしているしかできませんでした。
ヘルニアからくる坐骨神経痛は、それは酷い痛みです。
足の中が腐っているのでは、というような痛みです。
椎間板が後方に飛び出し、足に行っている太い神経を圧迫するためです。
この時初めて感じたのは、
①まだまだ若いと思っていた自分の意識が甘かった。
②加齢によるガタが出た結果である。
③今まで腰痛なんてなかったので、自分の老化をはっきり認識した。
それで、かかりつけの病院で牽引治療及び投薬でだましだましここまで来たわけですが、悪くもなっていないかわりに、良くもなっておらず、はたしてここの病院は大丈夫なのか?
という疑問がフツフツと湧いてきており、知人に聞いた評判の整形外科に行ってみる事にしました。
混んでるとは聞いていましたが、個人病院なのに50人超の患者が既にスタンバイ状態で、気分的にゲンナリ。
しかし、それは予想していた事なので、「大山倍達の正拳一撃」を読むこと2時間、やっと呼ばれ診察開始。
ヘルニアになって16か月近く経過しているので、初期の症状は無くなってしまっているとの見立て。
「MRIやった?」
「いいえ」
「ヘルニアからくる坐骨神経痛だと思うけども、念のためMRIを一度撮りましょう。レントゲンで見る限り狭窄症ではないみたいだから」
という事になりまして、大病院への紹介状を書いていただきました。
(椎間板はレントゲンでは映らないため)
そこで、週末に有給を取ってMRIを撮りに行き、この16か月の痛みの原因を明らかにしてきます。
場合によっては手術するかも~。