ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

車検時の代車 インプレッサ15Sについて

2009-01-02 19:59:45 | スバル車(新旧問わず)

レガシィの車検を通す際、代車についてある目論見がありました。それは「小型車」を貸してもらう事。なかなか別の車に乗る(乗り回す)機会などなかなか無いもの。ならば車検を利用して違う車を堪能しよう!と考えていました。今まで何度かあった代車の利用。しかしいつもそれは軽自動車でした。今度は小型車が借りたい、と申し出ると、レガシイ・インプの2台があるとのこと。車検は2日はかかるといわれており、1日しか空いていないレガはパス。そんなわけで、newインプレッサ15Sというのが今回の代車となりました。

029_2 1.5?車、最低グレードのインプレッサ。今度のインプはテールのまとまりが良いですね。写真で見るよりずっとボリュームがあります。

054 深海魚がにやけたようなフロントマスク。あまりハンサムではありませんな。女性がどう思うか・・・

058_2

しかし、ドアハンドルを通るサイドのラインが前部フェンダーでフッと消えているなど、なかなか凝った部分も見られます。欧州車っぽいです。

024 EL15型・1.5?水平対向4気筒エンジン。もちろん、ノーマル・アスピレーション。

022

エンジン本体に「EL15」のレリーフが見えます。3000km位しか走ってない車なので、エンジンに汚れが無くとてもきれいな状態です。

052 ボンネット跳ね上げ用のガスダンパーが装備されています。こういう改良は嬉しいポイント。

031 ちなみにこれはFFです。リアのハッチを開けてみましょう。

050 カーゴスペース。実用上なんの不満もない広さと言えます。

032 後席を倒すと、広大なスペースが現れます。ダブルフォールディングではなく、シートを倒すだけ。対角線なら寝られます。

034 カーゴスペースのカーペットをめくると、スペアタイアが鎮座。

038 すご~く質感の低いインパネ。プラスチックのかたまりです。叩くとコンコンと安っぽい音がします。20年前位のクオリティと言ったら言い過ぎか。

044 シボも浅いし、いわゆるパッドとしての機能はありません。見事にプラスティックです。

042 ぜ~んぶ、プラスティックです。コンコン音が聞こえてきます。この切り欠きには、時計、燃費、外気温が表示されます。

045 空調関係のスイッチはダイヤル式になっています。位置的に低いので、ちょっと慣れが必要。

047 ドアには内張りというものはなく、全面プラスティック(笑)。てかそれが内張りか。ただ、拭き掃除はやり易い。シミも付かないし。

041 4速AT。なんとかモードとかあるようでしたが、よく分かりませんでした。

028 ドリンクホルダーが2つありますが、径の大きいもの(マグカップ、ペットなど)用で、細い缶コーヒー等にはガバガバなサイズ。固定用のアタッチメントでもあるのかな?

043 ダッシュボードの物入れ。ティッシュ用のホルダーがあります。

046 メーター類。水温計が無く、その代り燃料計が大きくなっています。タコが左側で径が小さいのはチト違和感あり。4連メーターを見慣れてるので。

013 夜はこんな感じ。赤い照明は私好みですな。

014_2

今時の間接照明の類が無いので、ちょっとにぎやかさに欠け、地味な感じ。

015 照明類は基本的に赤。

027 短時間の乗車では結論は出せませんが、悪くないシートでした。低反発クッションが入っているとか。

035 今度のインプは後席が広い!まったく不満のないスペースを確保しています。そこが旧型との大きな違いです。

036 アイボリーの内装色もあるようですが、個人的には、小さい子供がいる私などは、汚れの目立たないこの内装色の方がいいです。子供は汚しますからね。

040

025 ステアリングは革巻き。サイドブレーキにもカバーが付いています。これも嬉しいポイント。

056 アンテナは流行りのタイプ。ただし、感度はあまり良くない感じでした。

【走りについて】1.5という排気量から想像がつくようなパワーしかありませんが、やはり昔の1.5しか知らない私にとってはパワフルな印象。普通に街乗りをする分には、必要十分であると思いました。アクセルを踏めばそれなりには加速しますし、実用車としては全く問題ありません。2日間乗車しましたが、やはり交通量の多い道路ではアクセルをベタ踏みするシチュエーションなど無く、「モアパワー!」とは思いませんでした。自分のクルマとするなら(矛盾しますが)最低2000ccは欲しいですが。また、軽く峠を走ってみましたが、軽いこともあり回頭性が良い。狙ったラインをトレースする感じです。想像するよりスポーティーです。レガシィに比べ、思いのほか小回りが利き、車庫入れがラクでした。FFかAWDかで違ってくるとは思いますが。

【内装について】質感が低いのに最初ビックリしますが、じ~っとインパネを見て運転するわけじゃないので、慣れれば気にならなくなります。今回乗ったインプは最低限の装備しか付いていなかったので寂しい感じの内装でしたが、手の入れよう次第では、見違えるようなものになると思います(と、願いたいw)。広さはバツグンです。

【総評】私がスバル乗りのため、えこひいきな意見も入っていますが、イイ車です。「欲しいか?」と聞かれれば「欲しい」と即答します。弱点と考えられるデザインとか質感とかをどう感じるかだと思います(おそらくその辺で損してると思います)。サイドビュー、リアなどは秀逸なデザインだと思います。ディティールではなく、全体のカタチで個性を発揮してるあたり、国産車離れしてるトコロもあります。排気音、いわゆるスバルサウンドですが、等長エキマニの採用で、「ほんとにボクサーなのか?」という音になっており、普通の4気筒のような感じです。外でアイドリングの音を聞くと「やかましいな」と感じる音量ですが、走りだすと静かで、うるさいと感じることはありませんでした。

スバル味が薄くなったな~、と感じましたが、これからどう変わっていくのやら。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レガシィRSTypeBの車検 | トップ | ヤークトティーガー(P)仕上... »
最新の画像もっと見る

スバル車(新旧問わず)」カテゴリの最新記事