去年「NHK BSプレミアム 英雄たちの選択 継体天皇(大王)」の回ですっかり俄古代史ファンになってしまって、継体天皇陵/今城塚古墳(大阪 高槻市)にいってきたほどで、さらに大阪 枚方市にある「継体天皇樟葉宮跡伝承地(交野天神境内)」に行ってきたほどで、ずいぶんのめり込んでおります。
私自身も身辺も慌ただしくなってきて「聖地巡礼」に出かけるのが難しくなってきて「せめて本だけでも」と数冊買い込みました。その皮切りが本書になります。
「新書」ではあるのですが辞書的な面があって、著者もあとがきで書いていましたがご苦労が多かったようです。
なにせ100の豪族を「古事記・日本書紀」のみならず、「三国志」や「続日本紀(しょくにほんぎ)」その他多くの書籍をしらべたり、また以上の資料の信憑性は疑うべきものが多く、それぞれの記述を照らし合わせて、推理することも必要です。
まさに「労作」「力作」といえます。
まっ、読んでいて漢字が現代読みではないので私としては苦労しました…。
この本、読まずに死ねるか!