これをこのブログで書くのには少しばかり躊躇の思いがありまして、
このブログはあまりに知られているので反響が思わぬ形で来るのではないかと
危惧があるのです。まぁ、どっちにしたってやっぱり書くのですがね(笑)
私が勤めているのは精神科の病院でありまして、私は同じ精神疾患者として
患者さんをサポートする役割を担っております。私自身この仕事に気概を感じて
いるのですが、時々私はくじけます。
今まで私が勤めている勤務先では、障害を持ったNs.やPSW(精神保健福祉士)、
ケアワーカーという事例はあっても「ピアサポーター」という職で雇い入れた人間が
居なかったため、勤めて8年目になっても病院全体での認知度が低く、
またこの勤務先に入院経験がある私を「この前まで入院していたやつ」としか
見ていない輩もパラパラ居て、それらからの「冷たい眼差し」や「明らかな排除」を
感じつつ勤務をしております。そんなことを日々感じておっては、正直ストレスで
おかしくなりそうなもんです。ですが、アンガーマネージメント(怒りのコントロール)や『蔑視』を感じていない振りで何とかやり過ごしております。
最近、私と同じような業務をするべく入職された方もいるのですが、
今は訪問業務だけですので病棟Ns.からの冷たい仕打ちには晒されておりません。
できれば、ずっとそのような目にあわない方が良いのですが・・・
先ほども言いましたように、組織の中で初めてという存在はなにかと風当たりが
強いモノで、健常な方でもおかしくなりそうなモノですが、
一度心が傷ついた人間ならなおさらであります。
その上(まだあるのか!?)、理解ある上司からは「ストレスのはけ口」のように
強く当たられることもしばしば・・・。
このような状態をフランス語で「四面楚歌」と言います(どこがフランス語?)。
降伏(離職)しようにも次の就職先に苦労しますから、今の職場でなんとか
『自分の陣地』を開拓していくほかありません。
なんだか、本当に言いたいことが書けていないような気もしますが・・・なんだっけ?
あっ、そうそう!健常者の方は例えばこの時期「インフルエンザ」や「風邪」などを
引いてしまって休むことがありますよね、勤務先が病院であるので
インフルエンザになれば一週間自宅療養を余儀なくされます。
ですがね、私のような精神疾患者が精神の不調で二、三日休もうものなら、
「やっぱりあいつは精神疾患者だから、仕事を任せられない」ときたもんだ。
「おめぇら!病気で休んだことないんかぁ!」と言いたいぐらいです。
精神科の病院なのに精神疾患者の職員には冷たい職場なのです。
嫌いな言葉なのですが「スキルアップ」のために自費で3回も東京へ出張して
研修を受け資格も取ってきたのですが、「独りよがり」に見えるらしく、周りの反応は今ひとつです。
もっと「良き理解者」が増えてくれればなぁ。と、切実に願う今日この頃です。ハイ