以前から「(えた・えった)」から『弾左衛門』や
「」から『車善七』のに関する本を読んできましたが、
ノーマークだった「乞胸(ごうむね)」から『長嶋礒右衛門』をこの本で知りました。
あらましを言いますと、江戸時代に入って、大名たちは「改易(大名家の取りつぶし)」にあうと
大勢の武士が無職になってしまい、「辻芸人」などに身を落としてしまった者たちを
「乞胸」といい(あまりにざっくり)、その頭領として『中島磯右衛門』が出てきました。
ですが、江戸時代はすでに「・制度」が確立されており、
「」の職分とも重なっていたため、頭である『車善七』からクレームが来ます。
結局は、頭に「上納金」を納めることになって一応の混乱は治まります。
頭に納めると言うことは、結局頭である『弾左衛門』もとへお金は納まることになります。
お金の問題は収まっていきますが、「乞胸」は江戸時代に起きた様々な
『~改革』によって、職種によっては「破廉恥」ととられるようなものもあって
弾圧を受け職にあぶれてしまうこともあったようです。
時代は飛んで、幕末~明治になると・・・。
この後は、本書を読んでいただきたい!!
この本、読まずに死ねるか!!