最近、深夜に「新・笑うセールスマン」(多分再放送)を録画して見ています。
だいたいのパターンは、困り事を「笑うセールスマンこと喪黒福造」に見透かされて、
相談するところから話しは始まり、一時は願いや困り事が解消して一段落します。
・・・が、相談者は一旦得た幸せが崩されるときに更なる助力を喪黒福造に求めます。
それがもはや「過剰な欲求」だとは気付かずにいるのです。
「業」から「欲」へ転換したのを本人は解っていないのです。
喪黒福造は、相談者に「副作用」を言い聞かせますが、
もはや相談者はそのようなことを思う余裕も無く、「欲の世界」へ足を踏み入れると、
「過剰な欲の副作用」に遭ってしまって、逆効果になってしまうのがオチですが、
『最低限の業(なりわい)を営むだけだったハズが、欲に転化して溺れてしまう』
毎回、このパターンなのですが『学ばない人間の愚かさ』を痛感させられます。
例えば、各国が「ロケット技術」を競うのは、「ミサイル技術」を磨くことと、
「地球以外への移住」がおおよその狙いです。
まさに人間の愚かな『過剰な業』そして『欲』です。
なぜ、一歩間違えれば「大戦争」になりかねない技術を磨くのか?
なぜ、この地球が人間にとって「住みにくい星」になったのか?
全ては人間の『過剰な業』と『欲』なのです。
まぁ、昨今の佛教界はてっぺん辺りが「金の欲」に溺れて、
大学で教鞭をとっている「学問僧」は、ただ「知識欲」だけに注目し、
それぞれは真剣に「真の佛教の姿を広める」ということに緩慢です。
出家・得度しない方が世間を知り、欠けている物に気付くのかも知れない。
南無(あぁ~の意)