「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

怒りのはけ口

2014年08月30日 19時18分26秒 | 日日是佛滅
私は時々、「夢」を見ながら壁を殴ってしまいます。

殴るのは現実です。

なので、殴った直後に目が覚めます。

夢の中で怒りが爆発して、夢の中で人を殴っているのです。

日常生活で人を殴ることはありませんよ!

自分で言うのもなんですが、私の『堪忍袋の緒が切れる』なんてよっぽどのことです。

で、その内容はやっぱり今でも消化しきれていない前職の事故以後の対応です。

体の25~30%を火傷し、顔を含めた上半身が包帯、ガーゼで覆われているときに

私が会社の対応について詰問すると、怒られてしまったこと。

私に対る同情の余地はないのか?と思ったほどで、

それは後々会社と補償問題を話しするときに疑問は思い過ごしではなく、

「一社員のクレーム」程にしか考えていないことが解った。

それでも、一年間怒りを爆発させること無く、

粘り強く交渉した。

その結果、会社から引き出した言葉は「空蝉さん、結局はお金でしょ?」

この言葉は、私を一瞬きを失わせる言葉だった。

あまりの怒りにそれを爆発させる気にもなれなかった。

体に残った大きな傷を見るたびに怒りが込み上げてきた。

それから、時間的にずいぶん経った。

表面的には、鎮まったもののまだまだ私の中の怒りは収まることはないようで、

このように夢になって現れて私をさいなむ。

ひとは、なんというか解らないが、これは誰とも共有しえないものだ。

いつになったら、本当に収まることやら・・・








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