1945年8月6日午前8時15分、広島に原爆が投下され多数の市民が犠牲となりました。今日はその日から79年目となります。
福知山市内では、原爆被災者をはじめとするすべての戦争被害者の方々の御冥福を祈り、核兵器の廃絶と再び戦争を繰り返さないことを願って鐘を鳴らす「平和の鐘」が、8月6日(火)午前8時15分(広島への原爆投下時刻)と8月9日(金)午前11時2分(長崎への原爆投下時刻)に響き渡ります。この取組は、核兵器廃絶の運動を進める原水爆禁止福知山協議会が市内の各寺院に呼びかけて始まり、今年で約20年目となるそうです。ご住職だけでなく、檀家の方や地域の方が参加されて鐘を撞かれるお寺も多数あります。私も今朝、妻と一緒に近くのお寺に行き鐘を撞かせていただきました。
広島の原爆被災者慰霊の式典に岸田首相をはじめ各国の首脳が出席したそうですが、単なるセレモニーに終わらせず、ロシアとイスラエルによる市民虐殺の暴挙を一刻も早く終わらせるためのリーダーシップを取ってほしいものです。
家に帰ると、玄関前でシコンノボタンの花がきれいに咲いていました。
このシコンノボタンは、福知山在住の被爆者の方から枝をいただき、挿し木で根づかせたものです。すでにその方はお亡くなりになりましたが、数年前に奥様を訪問し、シコンノボタンが根付き美しく咲いてくれることを報告したところたいへん喜んでいただきました。
今日の広島原爆忌を見守ってくれているようです。
今日は他にも青紫系の花が目につきました。
写真上はブルーサルビア、写真下はラベンダーです。
祇園祭が終わったせいか、ヒオウギの花も終期を迎えています。花の傍で膨らむ緑色の袋の中には種がたくさんできています。晩秋にこの袋がはじけると、中かから黒光りする種が現れます。ヌバタマです。
まだまだ暑い日が続きますが。すでに植物は秋の準備を始めています。