8月末の徳島旅行記の4回目(最終回)です。
旅行二日目は、友人夫妻の案内で南阿波サンラインへのドライブと「うみがめマリンクルーズ」の船観光を楽しみました。
サンラインの展望台からの眺めは素晴らしく、晴れた日には紀伊半島まで見えるそうです。
展望台からは千羽海崖ロープウェイの施設の廃墟が見えました。昔は訪れる人も多く、有名な場所だったようです。
サンラインは走る車もほとんどなく、たいへん走りやすかったのですが、地方の観光名所が廃れているのを見るのはあまり気分良くありません。
日本の国土を維持する上で、大都市への人口集中を改善し、地方へのUターンやIターンを促進すること今や待ったなしの課題でしょう。
地方へ旅行するたびそのことを痛感します。
ロープウェイの施設跡が見えます。
展望台から見た千羽海崖をこんどは砂浜から見上げています。
サンラインをドライブした後の「うみがめマリンクルーズ」では、潮風を感じながら奇岩や洞窟が続く千羽海岸の眺めを楽しみました。
釣りの好きな私は、出向直後から防波堤の上で竿を出す釣り人や岩の上で休む釣り人が気になり、カメラの望遠レンズで観察したりしました。
手違いでガイドさんが乗らなかったそうで、船長自らガイドをしてくれましたが、慣れたものでたいへん詳しく分かりやすい説明でした。
クルーズ終了後は、船頭さん経営(たぶん)の「てこ屋」さんで「漁師めし」のランチでした。
あわびの刺身はもちろんイセエビの入った潮汁の美味しかったこと!
今回の徳島日和佐地域への旅の目的は旧友との再開でしたが、美味しいものとの出会いや楽しい体験、新しい知識など、たいへん豊かな旅となりました。
お世話になった友人夫妻と同行してくれたS君に大感謝です。
いざ出航!写真は先に出航した遊覧船。
目の前に立島が見えます。
あちこちの岩の上に釣り人が。
「通り岩」に向かいます。
通り岩
えびす洞
帰りに見えた立島
絶品の「漁師めし」