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優勝の味79

2024-01-03 00:01:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 改めて川崎さん、天皇杯優勝おめでとうございます。当ブログは記事づくりでフェアプレーを心がけており、先月開催された天皇杯決勝で優勝された川崎さんに対して、お祝いを述べさせていただきます。川崎さんは、今まで数多くのタイトルを獲って来ましたが、今回も見事に無冠を回避されましたね。今回もタイトル奪取に至る川崎さんの事例を探しました。今回はクラブ経営というよりも、チーム運営の取り組みが出てきました。先日の国立観戦記事で出なかった写真もお届けいたします。
   
【「2位は記憶に残らない」川崎フロンターレが譲らなかったもの。自分たちのスタイルを捨てて掴んだ天皇杯優勝の価値】
「●川崎フロンターレが本来の戦い方を捨てた理由
 柏の前線からのプレスにパスワークを分断され続けた。パリ五輪世代のFW細谷真大を中心に、一撃必殺のカウンターを擁する柏に対して、いつしかパスをつなぐプレーを躊躇するようにもなった。
 ベンチ前のテクニカルエリアから修正を指示したくても、大会史上最多の6万2837人で埋まったスタンドからとどろく大歓声でどうしても遮断されてしまう。鬼木監督は途中から本来の戦い方を捨てた。もちろんネガティブな選択ではない。失点を阻止するためのポジティブな判断だった。
『我慢せざるをえない状況だった。相手の勢いもあって、自分たちがプレッシャーをかければ背後に落とされて、どんどん間延びさせられてしまう。自分たちがボールを握る時間が極端に減ってしまった反面、柏の一番脅威となるカウンターを……何て言うんですかね、自分たちがボールを持てない分だけ、そこを冷静に見ながらというか、折り合いをつけながら勝負をかけていこうと』
 自分たちが中途半端な形でボールを失わなければ、カウンターを発動されるリスクも軽減される。らしくない戦いなのはわかっていても、相手が得点する確率を下げる試合展開を優先させた。」

 

「2位は記憶に残らない」川崎フロンターレが譲らなかったもの。自分たちのスタイルを捨てて掴んだ天皇杯優勝の価値【コラム】

天皇杯(JFA 第103回全日本サッカー選手権大会)決勝、川崎フロンターレ対柏レイソルが9日に行われた。0-0のままPK戦に突入し、川崎が3年ぶりに大会を制覇している。幾度と...

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 柏のカウンター攻撃を警戒して、途中から本来のポゼッションサッカーをやめていたのですね。その柔軟性がすごいと思います。それにしても、川崎さんにはやられたイメージしか無かったので、この試合の展開は意外でした。でも、控え選手が豪華なので、また後半にやられるのかなと思っていましたが、後半もしのげました。川崎さんのベテラン勢も昔のような強さは無くなっていたのかな。
      
【我慢の1年でも「最後に勝つ」。川崎を天皇杯優勝へ導いた鬼木監督の手腕と山根視来の危機感】
「一時期のように相手を圧倒し続けるほどの強さはなくとも、決して自分たちからは崩れない。そして、粘り強く戦って最終的には勝つ。今シーズンは、そういうメンタリティや哲学がクラブに浸透しつつあることを示したシーズンだったと言えるだろう。天皇杯優勝後、鬼木達監督が口にしていた言葉は印象的だ。
 『タイトルを獲れないことに慣れてはいけない。どんな形でもタイトルを獲ることで、その時の空気感を選手に味わってほしい。次の世代にも伝えていってほしいと思っています』」
〔新主将の人選にも表れた「若手育成」の収穫と課題〕
「苦しんだシーズンだったからこそ、たくましく成長を遂げた選手も多い。その筆頭が14番の脇坂泰斗だろう。巧みなターンとパスセンスに秀でた技巧派の選手ながら、リーグ戦9得点とチームトップの得点数を記録。守っても球際では泥臭さや強さを見せ、献身的に汗をかいた。シーズン終盤にはPKキッカーを任されるなど、勝敗の責任も背負って、名実ともにチームの顔となっている。チームは8位に終わったが、Jリーグベストイレブンにも選出された。天皇杯優勝後、今季タイトルを獲った意味を彼はこう明かす。
 タイトルを経験して見えてくるものが間違いなくある。昨年の2位も含め、タイトルは転がってくるものでは絶対にない。自分たちが仲間を信じて、自分を信じて戦いつかみに行くもの。その姿勢だけは今日は崩さずにやれたと思います」

 

我慢の1年でも「最後に勝つ」。川崎を天皇杯優勝へ導いた鬼木監督の手腕と山根視来の危機感 - footballista | フットボリスタ

Jリーグ新時代に求められるもの――2023シーズン注目クラブ総括Vol.5 川崎フロンターレ 30周年を迎えた

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 それでも無冠を回避し、しっかり国内三大タイトルをゲットした鬼木監督はすごいと思います。ネットではポスト森保としての噂も流れていたし。タイトルへのこだわりの部分は、かつての黄金時代のネル監督を思い出します。憲剛氏の14番を受け継いだ若い脇坂新主将ですか。強いチームは川崎さんのように、どんなに引き抜かれても、しっかり選手の新陳代謝ができているという事ですか。
   
【天皇杯Vの川崎Fが抱いた危機感「タイトルを取らないのが当たり前になるのが怖い」苦難のシーズンで見せた執念】
「J1川崎が9日の天皇杯決勝で柏を破って3年ぶり2度目の優勝を果たした。苦難のシーズンを経てつかんだ栄冠。それは『川崎のサッカー』を貫き通した意義あるタイトルになったと言える。
 川崎の竹内弘明強化本部長は苦難の今季を『本当にケガに悩まされた1年だった』と振り返る。開幕から故障者が相次ぎチームが固まらないままに強いられた戦いは、リーグで一時、15位にまで順位を落とすほどだった。
 ただ、10月以降は公式戦で無敗を誇る。チームが輝きを取り戻した要因を竹内強化本部長は『監督もフロントも中からぶれないというのを意識して取り組んだ』と説明した。」
「『昔は生え抜きを育てて戦力化してきたが、今は難しくなっている。チームで育てつつレンタル(移籍)を駆使するハイブリッドになってきたイメージ」とし、今後の補強ポイントについても『後ろ(DF)はもう少し層を厚くしたい』と時代の変化への対応は常に求められている。
 ただ、だからこそ竹内強化本部長は『もう一回強いポゼッション志向のチームを作らないといけない。より技術だとかを追求していかないと』と話す。高い技術に裏打ちされた攻撃力。川崎の川崎らしさを昇華させることが強豪クラブで在り続け、さらに伝統を作り出す道だとした。」
チームの窮状は高井、山田ら若手が経験を積む副産物も生んだ。新たな土台を来季へつなげる上でタイトルは不可欠な要素だった。
 『フロンターレが日本のサッカーのベースになれるぐらい突き抜けるのが夢ですかね』と竹内強化本部長。バルセロナやバイエルンのように代表へも影響を与えるようなビッグクラブとなった時、このタイトルが分岐点と語られるかもしれない。」

 

【サッカー】天皇杯Vの川崎Fが抱いた危機感「タイトルを取らないのが当たり前になるのが怖い」苦難のシーズンで見せた執念/デイリースポーツ online

J1川崎が9日の天皇杯決勝で柏を破って3年ぶり2度目の優勝を果たした。苦難のシーズンを経てつかんだ栄冠。それは「川崎のサッカー」を貫き通した意義あるタイトルにな...

デイリースポーツ online

 

   
 川崎さんは選手の怪我も相次いでいたのですね。今季は一時期15位まで順位を落とした訳ですが、よく踏ん張ったと思います。最後はチームの統一意識というか、精神論の部分なのですね。DF面を強化したいようですが、柏の慢性的な課題でもあります。犬飼選手が加入して失点は減りましたが、まだまだ失点癖は改善できていません。
 フロンターレは日本サッカーのベースになりたいとありますが、当ブログ的にはクラブ経営の面ではすっかりベースになっていると思います。何しろ当ブログの持論が、「すべてのJクラブがフロンターレ化すれば、世界一のプロサッカーリーグになる」ですから。もっとも成績や事業規模ではなく、社会的付加価値の面ですが。
 という事で川崎さんのリスペクト事例ですが、以前に100を越えたと書きましたが、今はもう125。もちろんJクラブの中で無双化している数値で、あっという間に200に達するでしょう。当ブログを観に来られている、JやBの関係者、ファン・サポーターの皆さん、フロンターレ化ですよ!
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#がんばろう日本

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