J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

草の根運動51

2024-01-01 10:19:09 | 草の根運動

読者の皆さま 明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

 また新しい年が訪れました。今年も異常気象で酷暑になるのかと思わせるくらいに、暖かい年始になりましたね。一応コロナ禍も収束し、アフターコロナの時代に入りました。今年は読者の皆さんにとって素敵なスポーツイヤーになって欲しいですね。
 あと、PRですが、当ブログには公式noteがあります。サッカー記事をピックアップしてnoteに転載していますが、こちらで急に閲覧者数が1,000人を超えたりと、どうも新しい読者の獲得に貢献しているようです。こちらの読者の皆様にもぜひ公式noteをご覧いただきたいと思います。
 今日は早速14時から、森保ジャパンのタイ戦が開催されて、天皇杯決勝の代わりに新年早々サッカーで楽しめそうです。今回4つのトップチームの年賀画像を貼らせていただきました。新しい年を迎えて、今回も一つ一つ触れてみましょう。

 まずは地元J2岡山(ファジアーノ岡山)。昨季はもう一つでした。一昨年のジャンプアップから一転した10位でした。同じ木山監督の3年目ですが、よっぽど選手を入れ替えないと、頂は見えないかな。一昨年活躍した外国人選手が次々と退団になりました。バイス選手の引退、チアゴ、ムーク選手の移籍。代わりに新しい選手も入ってくるようですが、どうでしょうか。日本人選手については、今のところはまだ物足りなさを感じます。J1からの期待の若手とか、アンダー経験が豊富な選手は来ないものでしょうか。
   
 トライフープ岡山は現在、かなりひどい状況。最下位に限りなく近い17位。ゾーンディフェンスで守り、一気に攻め上がれば勝てるという岡山対策が、どの相手チームにも浸透しているのか、同じようにやられていきます。今季もB3の上位8位でプレーオフが行われますが、今回はしんどいかな。岡山の他のトップチームと比べて、下位カテゴリへの降格が無いのが救いか。
    
 岡山シーガルズは今季は更に苦戦しています。新規V1参戦のアランマーレさんはまだ0勝ですが、岡山はまだ2勝で現在KUROBEさんと低レベルな10位争いをしています。明るい話題としては試合に少しずつ新戦力が出て来ている事。ただ、昔からのベテラン勢は相変わらず不調のまま。とにかく未来が見える材料が皆無です。思い切って新しい指揮官が指揮を執ってはいかがでしょうか。
   
 そしてVリーグのもう1チームが登場。倉敷アブレイズがついにV3リーグに参戦しました。倉敷市民としてはうれしかったですね。現在4連勝で無敗と無双状態で、期待が大きく高まります。これからの試合もすべて勝って、全勝優勝し、次に参戦する新Vリーグに繋げていって欲しいです。

 岡山リベッツは頑張っています。今季から6チーム体制になり、プレーオフが上位3チームに広がりました。岡山は現在3位と、プレーオフ進出に大きな期待がかかります。岡山の他のトップチームの分でもぜひ頑張って欲しいです。個人的には東京さんに勝って欲しいですね。今までは高い壁でしたが、そろそろ抜いて欲しいです。
         
 そして岡山にスポーツ界で大きなニュースとしては、新アリーナ計画ですね。北長瀬地区の岡山ドームの近くに建設が計画さて、岡山市レベルではOKとなっており、あとは県の補助待ちですが、これが上手くいっていない。1月末までの署名活動を実施し、目標10万人の署名を県にも提出してPRするそうですが、上手くいくのでしょうか。
 漏れ伝わる話では、興行で利用するであろう屋内3チームですが、今の成績で来場客を呼べるのかと言われているとか。5千人収容なのに、どのチームも現在の千人ちょっとの動員数。弱いから客足も遠のいている。さて、1月末で署名は10万人超えるのでしょうか。昔の政田の時と比べてオンライン署名もあるし。

 今回もJ2岡山が進んでいる部分、もう少し頑張って欲しい部分として「Jクラブの付加価値」項目に沿って紹介していきますが、他の3クラブも絡めてリスペクトしていきたいと思います。  
     
後援会(倉敷アブレイズで結成)
 毎年同じ話になりますが、一つ動きがありました。他のトップチームに先駆けて倉敷アブレイズに後援会組織ができたのです。うれしかったですね。水島を中心に倉敷の支援者が集結していきますね。クラブ主催のファン・サポーターの集まりはオフィシャルファンクラブで、クラブ主導の運営になりますが、後援会組織は地域の支援者の集合体で、支援者が独自性を持って自主運営し、選任された会長をトップにヒトとカネの両面でサポートできる独立組織です。よそのクラブの後援会状況は下のリンク先どおりです。他の主要クラブのサポに言うと、「えっ、岡山には無いの?」といつも不思議がられます。後援会ができて初めて、J1にふさわしいクラブになると個人的には思っています。
 また、他の3クラブについても、シーガルズには産官学連携の後援組織(だからシーガルズアリーナが先なのか)がありますが、あとの2クラブには何もありません。特にB3岡山には地域に根差すためにも早く作って欲しいですね。この記事にあるようにB1にふさわしいクラブにはしっかりあります。あと、B3岡山については試合応援も含めて組織づくりが課題だと思っています。新B2に昇格しても他のクラブと見劣りしない組織に早くなって欲しいです。こういうコラム見つけました。
後援会関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607
   
②情報開示及び情報発信(公式HPのレベルアップ、見える化)
 見える化ですね。経営面では、他のJクラブでは株主名簿や役員名簿を掲載しているところがほとんどです。正直J2岡山の経営構造がよくわかりません。木村氏個人が公共財であるJクラブの筆頭株主というのも、「個人商店」としてネガティブに映っているままです。他の3クラブもそうですが、岡山のクラブは情報開示が少ないですね。長年の共通課題だと思います。あと、個人的にはホームタウン活動などの貢献情報をもっと情報公開して欲しいですね。専用ページを設けるとか。
経営情報関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140716
     
  
③異競技交流及び他のスポーツチームとの連携(少しあり)
 J2岡山ではプロテニスプレーヤーが誕生しました。テニス以外のスポーツ振興、ここまで長かったですね。テニス競技は当ブログにとっても馴染みがある競技なので、今後も頑張って欲しいですね。 
 J2岡山とB3岡山のダブルヘッダー的企画が開催されていますが、相変わらずJ2岡山側の「上から」対応が気になります。B3側はCスタに行っても、J2側はVIPに誰も来ない。あと、去年はファジステージにトライフープやリベッツが登場の場が増えていいと思います。ただ、リベッツの時はプロレスリングのままだったので、ここでも「上から」を感じました。リベッツの兼任ファンに対してもホスピタリティが足りないと思います。もっと岡山のトップチームがみんなで喜べる交流事業はできないものでしょうか。

④サポートショップ(協賛店)制度(動き無し)
 FC会員証の提示で、何かしらのサービスを受けられるサービスで、サポショ(サポートショップ)はクラブの情報発信基地の一つになり、商店街との連携で街そのものがサポートタウンとなります。当ブログでは、三位一体の支援に続く第4極が、商店・商店街と認識しています。どのクラブも現在、奉還町商店街と連携事業を行っていますが、駅前や表町など岡山市内の他の商店街とも連携されてはいかがでしょうか。J2岡山でもすぐに川崎さんのレベルには達する事ができなくても、サポショ自体を始めたらいいと思います。J1、J2を通して何もやった事がないのは岡山くらいになってきましたね。
 他県ではあれほど実施されているのに、岡山はなぜ?と不思議に思いました。この辺りも「J1にふさわしい」部分ではないかと個人的には思っています。Jに限らず、どんな競技でも実施はありだと思うので、アブレイズさん、こちらもいかがでしょうか? 倉敷や水島の商店街に情報発信基地を設置できますよ。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190826
   
⑤サポーターカンファレンス(今のところ、J2岡山:2015年、B3岡山は2020年の1回のみ)
 多くのJクラブでもやっている「義務」のような事業です。2015年にやって、それっきりです。他のクラブでは最近よくオンラインでされています。つまりやろうと思えばいくらでもやり方はあるという事。この辺も当ブログで考える「J1にふさわしいクラブ」の条件です。
 B3岡山で4年前にファンミーティングをやりましたが、それっきり。まるでJ2岡山のリプレイのよう。コロナ禍も収束したので、ぜひ積極的にファンと対話して欲しいです。シーガルズやリベッツも同様です。オンラインでもいいじゃないですか。ファン・サポーターと対話できないクラブは100年続くとはちょっと思えません。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/904dde01359f08bb808b7bba9dfa74c4  
   
選手による地域・社会貢献活動(更に頑張って欲しいです)
 J2岡山の「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」ですが、リアル開催が戻ってきました。ただ、Jクラブの小学校訪問は今や当たり前で、やっていないところを探す方が難しい。最近は支援学校や障がい者施設への訪問にスタンダードが移りつつあります。シーガルズやアブレイズは相変わらずしっかりやっており、公式SNSできちんとレポを発信されています。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171022

⑦その他
 あと、個人的にB3岡山には声出しのブースターグループが必要と思っています。ベンチ裏で起立してメガホンを片手に熱く応援する存在。今の岡山はMCが客席を煽って、応援コールを叫んでいるだけ。アウェーの試合会場ではこうはできません。先日もB2の試合(またレポします)に観戦に行きましたが、ホームとアウェーの声出しブースターグループによる応援合戦をやっていて、うらやましく思いました。
 なぜトライフープにはいないのか。1つはファン・ブースターの交流の場が無いため。みんな活動がバラバラで、試合会場で顔を合わしたり、合わせられなかったり。中心的に動きを見せていた「ご夫妻」も、個人交流が中心で表に出て来なくなりました。マンパワーの集結が必要だと思います。一人、熱いブースターが現れたら、当ブログも協力を惜しまないのですが。

 年明けは、次の週末(3連休ですね)に試合があります。7日(日)、8日(月祝)にトライフープとリベッツのホーム戦があります。その翌週も津山でホーム2連戦があります。みんなで岡山を応援しに行きましょう。あと、今月は日本代表のアジアカップが開催され、賑やかな一カ月になりそうです。
 そして、今朝の山陽新聞朝刊を読みましたが、岡山のトップチームの話題はほとんど無かったですね。毎年ファジを中心に何かしら出ているのですが、今年は見事に何も無かったですね。これは岡山のスポーツ界として気を付けなければならないのかもしれません。新アリーナ計画とかあるのに、岡山のトップスポーツについて県民の関心が薄れてきているのかもしれません。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。
#がんばろう日本

コメント
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