加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

祝!開通!

2010-10-13 | 現場日誌

別に道路とかが開通したわけじゃないんですけどね。(^_^)
20101013 まもなく始まる新築工事現場で水道を開通させました。
これで水には困らなくなりました。(^o^)
当社では南房総3市の水道指定工事店になっているので水道の配管を自社工事できます。
決まりでは指定工事店になっていないと、営業で水栓を取りつけることすらできません。
 
さて、南房総ではあたりまえになっている13mm仕様のメーター。
おそらく一般の方は20mm以上のメーターを見たこと無い人がほとんどかもしれません。
しかし、安房地域を出るとアパートや小さな規模の住宅以外は20mmのメーターが多く見られるようになります。
(水栓の数によって強制的に20mm~となる場所も多い。)
通水径(パイプの太さ)が大きくなると、絶対的な通水量が多くなるので、同時使用時などの水量減少による不便さが大幅に減ります。
最近増えているヘッダーによる給水給湯配管システムの効果も確実に発揮されます。
ではなぜ、供給者が20mmを勧めないのか。
はっきりした理由はわかりませんが、聞いたところによると安房地域は水が豊富なわけではなく、大半の住宅で20mm給水をしてしまうと同時にたくさんの給水が必要になってしまう時間帯が発生し、給水量が足りなくなってしまうので、強制はせず13mmを一般的にすることで、各使用者への最大供給量を抑えているんだとか。使用量の低減にもつながるでしょう。
山が深くなく、けして水が豊富とは言えないこの地域では納得できますね。
機会があれば真相を聞いてみたいと思います

2世帯住宅(水回り分離型)や同じ敷地内で親子別居などをされていて、同時使用時の水量減少に悩んでいる方は20mm化してみるのもいいかもしれません。
ちなみに当社では後で給水メーターを20mm化してもいいように、状況に応じて20mm対応配管で配管をしています。(状況によって異なります。)

用語解説
※ヘッダーによる給水給湯配管システム

配管ヘッダーシステムなどと言い、給水給湯配管に中心を設けて、そこから個別に供給するシステムで、従来の主管を設けて順次分けていくタイプに比べて同時使用したときの水量変化が小さくできるのが特長。
従来の配管比べて基本的にはコストはアップする。
 
 
館山市・南房総市・鴨川市 水道指定工事店
加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com

コメント
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