二日前、、久しぶりに我が家に七名の友人をお招きし、数時間ながら楽しいひと時を過ごす事ができました。
しばらくお客様をお迎えすることがなかった我が家。
慣れておらず、前もっての準備に少々緊張気味の私でした。
次女には、
「ママが息苦しいのは、そのせいじゃないの。
大勢のお客さまを迎える前は、お掃除をしたり、色々準備に追われて、私でも大変なものよ」と。
そういえば、昨日は息苦しさが多少和らいだようにも。
何だか少々情けない、私の精神力。
意思薄弱なところは大いにありの私だけれど、息苦しくなる症状が、精神的なもの、と言われると、納得がいきませんね~。
自身は、受け入れ難い事なんです。
そこまで弱い人間ではない、と強がって見たりして・・・・・・
精神の強靭さでは敬愛して止まない素晴らしい友人達が、この度の会のメンバーの中にもいらっしゃいます。
そのお話は、後程語らせて頂きますね。
毎年一回開かれるこの度のお食事会は、よつば会と名付けられ、もう三十年近くお付き合いが続いています。
よつばは、娘達が通っていた中、高一貫教育の校名をもじって付けたもの。
会の発端は、中学受験時、近くの喫茶店で、見知らぬ数名のお母様達がご一緒し、娘達の入試が終了するのを待った事。
その時ご一緒した方々の娘さんは、運よく全員合格。
それ以来のお付き合いで、私達が発起人となり、この会が生まれました。
最初は会というほどのものではなく、なんとなく集っていたに過ぎませんでしたが、次第に人数が増え、一時は二十数名に。
しかし、亡くなられた方、その他の事情で脱会された方もいらっしゃり、今は12~3名と言ったところでしょうか。
その当時は、私達も未だ30代の後半。
颯爽として輝いていたことでしょう。
歳月は瞬く間に流れ、このお仲間のお母様達も、今では60代から70代へと。
その間、1度たりとも途絶えることなく、この会は続いています。
お互い歳を重ねても、皆さんそれぞれの個性と雰囲気は、数十年前と然程変わっていないようにも。
本当に素敵な方々ばかりで、私は見習うことが多く、敬愛してやまない友人ばかりです。
集った時の話題も、年代に応じて変わってきましたが、今年は老々介護の苦労話が多かったようにも。
90代のお母様を介護しておられる方が三名もいらっしゃいます。
或る方がご同居のお姑さまは、頭はとてもしっかりしておられながら、感情が抑制できない性格に。
お嫁さんの友人にヒステリックな言葉を投げかけられる日々のようです。
友人は、お姫さま顔の大変美しいお顔立ち。
物腰も口調も、とても柔らかな優しい方です。
しかし、そのお顔には苦労がにじみ出ておられる感じがしました。
先輩格の経験者でキャリアウーマンのOさんが適切な助言を色々与えておいででした。
一方では、ご本人も、辛い病気に罹られ、日々がご療養の身の方々も。
それにもかかわらず、この会にいつも出席され、自分の病のことも実に淡々と語られます。
そして、穏やかな笑顔で、いつも優しく接して下さり、そのご人格の、何と芳しいこと。
私も見習わなければ、と尊敬の眼差しで仰ぎ、敬愛しています。
70代になられる二名の方のお一方は、かなり重症のパーキンソン病を患っておられます。
体が90度近く傾斜して、動作すべてが不自由そうでいらっしゃいますが、お洒落のセンスは抜群。
今回も、グレイのストライプ柄のさわやかな服装で、思わず私は見惚れてしまいました。
輝いた表情で周りへの気配りをお忘れにならない、とても素敵な方です。
70代のもう一方さまも、色々重い病気にかかられながらも、それを克服し、今日に至っておられます、
野際陽子さんそっくりで、スタイル抜群。
モニターとしてNHKの番組にも数度出演なさって来られました。
ところが最近、背骨にも疾患が生じ、大きなこぶができ、幾分、変形されたお体に。
でもご本人は、それを意に介せず、昔のままのお優しい落ち着いた雰囲気で、
「背中にこぶができ、体が曲がってしまったの~」
と微笑みながら、さりげなくおっしゃいます。
私も来年は古希を迎えます。
重い病気に見舞われ、体が不自由にいつなっても不思議ではありません。
せめて、私もこのお二方を見習い、どんな困難な状況に置かれようとも、麗しい人格でいられるように、日々の修養を心掛けたいものと。
でも、言うは易く行うは難しですね~
それを実践しておられる友人達に頭が下がります。
むろんこの会のグループのお仲間には、今なお第一線で、経営者として働いておられる方もいらっしゃいます。
毎週一回、ラジオの音楽番組に、レギュラー出演なさっておられる方も。
或る方は、最近安倍首相の秘書として、バリバリ働いている夢を見た、とおっしゃり、皆で、夢とはいえ、その気力に感心。。
多様な方々の集まりながら、みなさん、価値観は似た者同士の私達。
会に漂う真綿のような空気は、何と心地良く、いつも心安らぐ思いがします。
中華レストランでは、幹事さんの心遣いで、年齢にふさわしい薬膳料理を。
中華らしからぬ淡白な味付けのお料理ばかりで、大変美味しく頂きました。
我が家では、時間が足りず、用意したものをすべてお振る舞いすることは叶いませんでしたが。
最初は、コーヒーにフルーツケーキとゴディバのクッキー。
その後、白玉入りのフルーツポンチをお出ししました。
余談ですが、よく到来物で頂いてきたゴディバのチョコレート。
買う予定でしたが、6個詰めの一番小さな箱が3千数百円。
一箱では足りず、さすがに買うのがためらわれ、二十枚のクッキーを購入。
チョコレートがクッキーに化けてしまったことを皆さんに話し、共に大笑い。
でもこのゴディバのクッキーがとても好評でした。
中華レストランで会食後、我が家にお迎え、お見送り後の夜は、もうぐったり疲れ果て、お皿を洗う余力は残されていませんでした。
汚れた食器を放置したまま寝込んでしまった私ですが、翌日、目を覚ますと・・・・・・
何と旦那さまが、すべて洗ってくれていたのです。
大助かりで、感謝感激の私でした。
しかし翌日は、またパソコントラブルに巻き込まれ、休む暇もなく、へとへと。
このお話は、次回にでも。
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