今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

わが家のお盆の過ごし方

2016-09-13 07:34:37 | 日記

私たち家族は、大きなイベントがある度に、必ず全員、集合して、一緒に過ごすことが、今までの常でした。

お正月、クリスマス、孫たちのお誕生日などが、それに当たります。

その場合は、すべて家庭料理を囲んでの団欒です。

それ以外にも、なんとなく用を見つけては集まり、外食を愉しんでいます。

季節ごとに数回くらいはあるでしょうか。

すべてをブログに綴ってきたわけではありませんが。

先週の週末も、家族全員そろってイタリアンレストランで共に夕食をしました。

 

但し次女家は、それ限りではありません。

我が家から近いので、数え切れないほどの行き来があります。

夫が亡くなってからは、週末はほとんど夕食を共にしてきました。

 

次女宅で 手巻きずしをご馳走になった日の食卓風景です。

 次女宅です

さて、今回の新盆に当たっては、どうだったでしょうか。

私の願い通りではなく、少々不服な所もありましたが・・・・・。

娘達は超多忙の中、精いっぱいの気遣いを、お盆に示してくれたと思うことにしましょう。

 

郷里が地方ですと、家族が全員お盆には里帰りし、親元で過ごすといった風習が日本には少なからず残っていますよね。

そのために、このシーズンは交通機関は大変な混み様です。

けれど、若い人たちに、祖先の人たちを迎え弔うといった意識が、果たしてあるのでしょうか。

夏休み休暇を、郷里でのんびり過ごす、そんな感じかもしれません。

 

でも私はさすが新盆ともなると、それを強く意識しないわけにはまいりませんでした。

夫が、我が家に戻ってくるのだから、家族全員でお迎えして喜んでもらいましょう。

お盆の期間は、娘達には、ぜひ実家に滞在してほしい、と。

 

でも実際はどうだったでしょう。

長女家族は、13日から何と、家族旅行で米国へ。

グランドテトン~イエローストン~サンフランシスコなどの旅程で10日間の自由観光を愉しんで帰ってきました。

夫婦の仕事の都合、子供たちの合宿などの行事の日程を考慮すると、この期間しか休みをとれなかったようです。

 

小さな白い蓋つきボウルが、今回のお土産です。
手前はイタリア、左奥はフランス、スイス旅行のお土産。
こんなお洒落な器にふさわしいお料理を、もっと頑張って作らなくては。

いずれも、飾り用の置物としても、十分使用できそうですね~
今後はそうしましょう。

 

一方、次女家族では、婿のHさんは、この期間、出張でやはり海外へ。

結局、夫が戻ってくる13日に、我が家にいたのは、私と次女と、孫のK君とかれんちゃんだけでした。

人数が少なくて、旦那さまに少々申し訳ない気分にもなりましたが。

次女のMちゃんのお蔭で、お盆の数日を、とても楽しく過ごすことができました。

迎え火も焚いて、夕食は娘の手料理。

 

 お線香用のライターで、迎え火用の薪に点火です。

 

私は京都旅行、郷里の菩提寺の盂蘭盆法要への参列と墓参を済ませ、前々日の夜遅く帰宅。

翌日はお坊さんを我が家にお迎えするといった慌ただしさで、かなり疲労気味。

けれど、一泊して我が家でお盆を共に過ごしてくれた次女と孫たちのお蔭で、その疲れも和らいだ思いがしました。

その後も、その疲労を引きずり、8月の下旬まで体調がすぐれなかったのですが。

無理が祟ったようです。

 

わが家ながら、次女の手料理でお盆の初日を過ごしました。

 

次女ばかりでなく、長女のMちゃんも、気を遣って、娘としてのお務めをそれなりに、頑張ってくれました。

海外旅行に行く前々日、早朝家を出て、日帰りの強行軍ながらパパの菩提寺の法要とお墓参りで、私に同伴してくれました。

 

娘の付き添いが、私にはどんなに心強かったことでしょう。

13日から、海外旅行と聞いた時は、なんという非常識、と少々気分を害しましたが、墓参に同伴してくれたことで、その苛立ちもすっかり消えてしまいました。

長女とは、広島行きの新幹線は、何と偶然、同じ「のぞみ」。

娘は、大阪で乗り換えるルートでしか、切符は入手できなかったようですが、本当にすごい混み様でした。

指定席の車両にもかかわらず、自由席の人が所狭しといった感じで立っていました。

こんな光景を見たのは、私は初めてです。

 

私はお盆までには、家に帰りませんと、夫が戻ってきたとき誰もいない留守宅では、あまりに可哀想。

菩提寺でMちゃんとお盆法要の参列とお墓参りを済ますと、飛んで我が家に帰りました。

 

スマホに記念画像を収めるMちゃん

 

広島駅の駅ビルは、球場へ向かう、赤ヘル集団が凄かった。

夫もさぞ喜ぶであろう、心弾む光景を垣間見ることもできた私たちです。

 

帰りの指定乗車券は、幸いにも私の隣の席が取れたMちゃん。

むろん行きと打って変わり、車両はガラガラ状態。

人の流れが、東京に向かって一方通行であることを思い知らされた日でもありました。

 

家に帰宅したのは、夜の十時を過ぎていました。

帰りは長女と一緒ゆえ、気楽でしたが、疲れたぁ~

でもまだ気を抜くことはできません。

翌日は、実家の菩提寺のお坊さまが、お経を上げに来てくださいます。

禅宗派独特の精霊棚が、次女のMちゃんの手で すでに出来上がっていた我が家。

仏花も整い、一安心です。

翌日、妹、次女家族と共に、お坊様をお迎え。

無事に、我が家での法要は終わりました。

その翌日は、前述のように、お迎え火を焚いて、夫を迎え、次女と孫たち四人で、だんらんを過ごした我が家です。

 

 お迎えの残り火に、じょろのお水をかけるKくんとかれんちゃん

 

その次女家族も、翌々日には、ご義父母様と一緒に、旅行へ。

郷里のお寺でのパパの墓参が一番の目的でしたが。

その前に、義父さまの生まれ故郷の福山に寄り、宮崎駿のアニメ映画で一躍有名にもなった鞆の浦で海水浴。

そこに二泊しして、広島に向かった次女と子供たちでした。

三人で、お墓参り後、宮島にわたり一泊したようです。

 

お盆期間、それぞれの家族が、なんと活動的だったことか。

本来なら全員が我が家に集まり。夫を迎えるのが理想ですが・・・・・・。

旦那さまはそれ以上に、家族のそれぞれの充実した生活を微笑ましく思い、安心して、天国へと、また旅立ってくれたことでしょう。

 

 

また来年も、戻ってきてくださいね。

いえいえ、私は今でも、夫がいつもそばにいてくれると思い、日々を送っています。

 

「人は亡くなった人の事を思い出す限り、その人の中では生を全うしている」

フランスの作家、パトリックモディアノの言葉です。

友人が贈ってくれたこの言葉を、私は大切にしています。

 

            

 

前々日と同じ画像ですが、今回は奥のかぼちゃ料理のレシピを昨日、私の料理ブログで紹介しました。
孫たちは、この料理の酸味が苦手のようでしたが、私はやみ付きになるほどのお気に入りです。
宜しければ、お試しください。

 

 
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 丁寧なな暮らしのカテゴリーに新規に参加させて頂くことになりましたかれん桜と申します。
一月ほど前あたりまで長年、シニアーブログランキングに参加していたものです。
突然の登場で申し訳ありません。
一週間ほどの連続投稿を、短編集(?)を出すような心持で、ひと月に一回程度行っています。
内容はライフスタイルの記事にふさわしくなくて心苦しいのですが・・・・・・。
いつも丁寧な暮らしを心がけたいとの気持ちだけはございますので、このカテゴリーを選ばせていただきました。
何とぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

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