昨日の続きです。
心配になるような眩暈に襲われたのは、今回で三度目。
最初にこの強度な症状を繰り返したのは、母を介護中のことです。
日中ではなく、朝晩寝起きする時に必ず起きました。
その頃は和室に据えられた母のリクライン式の介護ベッドの横で私は寝ていました。
父はまだ実家で一人で頑張っていた頃のことです。
その後二年くらいして父も同居。
寝たきりの父母二人を同時介護する時期がありました。
和室はまるで病院の個室のよう。
枕元に訪問看護師さんが使用する医療器具や薬剤が一揃い並べられていました。
介護保険制度がまだない、私が60代になる前後の頃のことです。
長女のため、両親の介護は心に決めていたことでした。
そのため、マイホーム建築時、キッチンの隣に和室を据える設計に。
炊事をしながら、押し入れの前のリクラインベッドで休む母に声をかけれ、とても助かりました。
眩暈は、私が寝起きする時に起きました。
天井が形をとどめないほど急速回転。
しばらくじっとしていると治まる。
この症状が数週間続きました。
娘達には医者に診てもらうように強く言われましたが・・・。
そんな時間は取れない程、日々看護と介護に忙殺される毎日でした。
その上、お医者様嫌いの私です。
「そのうち治るわよ」と言ってごまかし・・・。
私の大好きな言葉、「自己治癒力」を信じることに。
そうすると、本当にその通りになり、いつの間にか回復。
両親を介護中は、他に帯状疱疹、メニエルも経験。
すべて自己治癒力で回復を成し遂げた私です。
もちろん一度は診察を受けましたけれどね。
妹のブログ記事の画像をまた拝借。
まるで元気な父と母が蘇ったような写真ですから。
妹のブログ
その頃、週末を除いて毎日通ってくれた妹のお陰で、私はどんなに助けられたか分かりません。
夜も熟睡できない程大変な事でしたが、根は楽観的でくよくよしない性格。
自分では、毎日平常心で明るく元気に振る舞っているつもりだったのですが、体はこの時も正直。
あなたはストレスを抱えて疲労困憊していますよと言わんばかりに、体に異変が次々起きました。
でも、自分が倒れたら大変と気が張っていたのでしょう。
過労で数度倒れ入院したこともある私でしたが、両親と夫を介護中は寝込むことは一切ありませんでした。
インフルエンザに妹と私が同時にかかり、しばらく母の横で寝ていたことがありましたけれど。
幸いにも、母には移りませんでした。
他で床に就いたのは、母が亡くなった翌日。
恐らく泣きすぎて、脱水症状に陥ったのかもしれません。
39度近い高熱が出て寝込むことに。
新婚当時の両親
やはり私の大好きな写真です。
その時は妹が気丈に頑張ってくれ、まだ幼かった孫たちの面倒を見ながら葬儀の準備を整えてくれました。
この記事を書いていると、当時のことが色々思い出され眩暈の話がいつの間にか脱線。
他の話題に移ってしまい、まとまりのない文章に。
お読み苦しい点は何卒お許しください。
明日は夫を介護中に起きた眩暈についてお話しします。
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拙いブログをお読み下さいまして、本当にありがとうございました。