今日の話題の中心は、前回の記事の終わりの言葉を引き継いで、続編めいた文章にしたいところですが・・・・・・。
思い出すだけで、少々気が重たくなってしまいます。
ですから先延ばしにしようかな~?
詳述するとなると、もう少し身についた事を整理して書きませんと、そのための用語も、思うように出てこなくて、適切な表現で綴れそうにありません。
区役所の福祉サービス課で受けた指導の内容もです。
伝えられるままに、ノートにはメモはしたのですが。
ただ書きなぐっただけの私です。
その事について、一言で私の感想を述べるなら、今後、私の余生に、思わぬ作業の苦労が待ち受けているといった印象。
その事とは、人工肛門の取り付け、そのケア―にかかる介護と時間の大変さです。
私の人工肛門のイメージは、もっと手軽で、軽やかに扱える医療品でした。
恐らく、渡哲也さんが使用されている印象がとても強いからでしょう。
その後も、俳優業を相変わらず素敵な雰囲気でこなしておられる姿から、人工肛門が、大それたことには思えなかったのです。
極論を言えば、私が想像していたモノは、袋をベタッと体に張り付け、さっとひと手間ではがれるイメージでした。
T大病院
ところが、先日看護師さんから1時間程度の指導を受け、
「これは大変そう!」
と、少々面食らってしまいました
まず最初に、思わず顔をそむけたくなるほどのショックを受けたのは、人工肛門の取り付け口の体の様子です。
生々しい腸が直径5センチ程度の形で体から飛び出し、盛りあがっているではありませんか。
(後日、先生から永久肛門になれば、もっと小さくなります、と言われ多少安堵しましたが)
こんなものを、2~3日置きに見つめて、夫の介護をするなんて・・・・・・。
臆病な私は、精神的に耐えられるかしら?、と自問自答せざるをえませんでした。
できれば、二度と目にしたくないものですのに。
その腸を、柔らかなガーゼをボディーソープで泡立てて、きれいに洗わないといけません。
体に貼り付けられた丸型の面板をはがすのも、バリッでは無論ありません。
リムーバーを使用し、徐々に皮膚を傷めないように行います。
もちろん、中の汚物の処理も・・・・・・
その他、その腸の形に合わせて面板に挟みで穴をあけたり、といろいろ細かな作業があります。
果たしてどの程度、旦那さまが一人でこなせるか、今のところよくわかりません。
しかし、目を患って、視野が狭くなっているYさんです。
その度に、私が傍で介護して、手伝わないといけないことは確実です。
取り替えるまでの装着中は、朝、昼、晩と三度にわたり、汚物を出しガスを抜くようです。
これは、Yさんが一人でできそうですね~
この指導を受ける一週間ほど前だったでしょうか。
ベテランの看護師さんに、区役所は年末は混雑するので、できるだけ早く介護申請の手続きをするように言われました。
その時は、私の自負心が頭をもたげたものです。
私は身体に不自由なところがあるわけでもないし、頭だってまだしっかりしているわ。
介護なんて依頼しなくても、その程度のお世話であれば、自分でできる、と。
その数日後、違う看護師さんに、そのお話しをし、取り付け方の指導を受けてから、介護申請を出すかどうか判断したい旨、伝えました。
その看護士さんが、おっしゃるには、
「奥さんだったら、大丈夫そぉ~一人でできそうに見えます」と。
或る看護士さんには、私が頼りなく感じられ、一方、違う方の目には、私がしっかりものに映ったのかしら?
と人の見方の相違を楽しんだりしていました。。
ところが、実際に経験してみて、一気に自信を失ってしまった私です。
ベテランの看護師さんが、長女に言われたそうです。
「お母さんは、様子を観てから、介護の申請を出すかどうか決めたい、と言われたようだけれど、それでは間に合いません。
認証には、しばらく時間がかかります。
もし退院して、風邪でも引きお母さんが寝込むと、取り換えの介護が出来る人がいなくなり、大変困りますよ」と。
本当にその通りですね~
納得でき、その注意を受けた翌日、すぐ区役所に赴き、手続きを済ませました。
実際に指導を受けた今は、すべて介護士さんににお任せしようかしら、と思うほど弱気になってしまっています
精神的にも辛そうですし・・・・・・
取りつけの姿勢は、私の泣き所の、肩と頸椎に悪い影響を与えそうなんですもの。
でもこれ以上医療保険費が膨らむのは押さえたいところですから、二人で頑張れるものなら頑張りたいです。
でも、昨日電話で友人と話した時のこと。
人工肛門が話題になりました。
友人の義弟さんは、4~5年前人工肛門を取りつけられたそうです。
しかしその後も、好きなゴルフを相変わらず楽しまれ、以前と全く変わりない暮らしぶりでいらっしゃるとか。
ただゴルフ後のシャワーのみは控えておられるようです。
主治医から、人工肛門を外し、もとの体に戻ることも可能と言われておられるとのこと。
しかし、その義弟さん、この方がなにかと便利だから、とおっしゃって、一生人工肛門で通すおつもりのようです
こんな話を伺うと、心配するのは私の取り越し苦労のような気さえしてきます。
けれど、私の場合、夫が一人では恐らく取り付け不可能といった特殊な事情がありますから。
それが今後、私の行動を制約することになるのでは、と心配しています。
けれど、私はもともとお出かけ好きでなく、家の中でも退屈せず、十分暮らしをエンジョイ出来る性格です。
それが幸いしてくれる事でしょう。
しかし、さすがに楽しい作業とは言えないこの日課。
ストレスを幾分感じないではおられないでしょうね~
でも逆境になると、かえって、ファイトも湧いてきます。
体調は、以前に比べるとかなり良好です.
このブログのタイトル「今が一番素敵」の言葉も噛みしめて、
プラス思考で日々を大切に暮らしていきたいもの、と・・・・・・。
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