今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

民意とは?

2012-12-18 06:58:03 | 政治

予想通り、、自民の圧倒的勝利で終わった今回の選挙。

過半数を超え、ねじれ国会による政治の混迷は、あざとい方策ながら、それ次第では幾分解消されることでしょう。

それは、それでよいことかもしれません。

決められない政治から、やっと抜け出せるのですもの。

ねじれ国会は、もうこりごり。

何だか、私が政治家で、苦労しているみたいでおかしな表現。(笑)

 

テレビで見る限りでは、自民党には、経験による円熟味あふれる議員さんが多く、とても頼りがいがありそ~

けれど、見かけと詭弁に騙されないように、気を付けなくては。(笑)

 

                

 

私は、50代の後半までは、ずっと自民党支持者でした。

でも、利害関係による汚職めいた不祥事が続き、嫌気がさし始めてから、敬遠するようになりました。

そして思ったことは、諸団体とのしがらみのない党が一番信頼できると。

そして信頼できる政治家のいる小党を、ここ数度の選挙では支持してきました。

選挙ごとに議席を増やし、今回も倍増で、喜んでいます。

しがらみがないといえば、維新もそのような党ですね~

この二つの党が、キャスチングボードを取れるようになれば、生彩を欠いていた政治が多少は面白くなりそう。

期待しています。

けれど憲法改正は、絶対いやです。

 

今回の選挙で、疑問に感じたことは、民意ってなんだろう?、という事

私は以前、このブログで民意が必ずしも正しいとは限らない、と書いた事があります。

十分な予備知識があって、熟慮したうえで選挙あるいは他の政治的行動に臨む人は、さほど多くはないのでは、と思っているからです。

風任せ、ブームに乗って、あるいはなんとなく・・・・・・・

こんな方が多いのも事実でしょう。

私も、政治や社会の事柄を深く理解できているとは言い難いです。

 

だからと言って、今回の民意の一方的な表れが、間違っているとも思えません。

確かに三年に及ぶ民主党の政権運営は、目を覆うような情けなさがありました。

特に小沢氏がいる頃の党内分裂は、国民そっちのけの醜さで、どうしようもないものでしたね~

その上、ねじれ国会では何も決められず、自民党にも協力の兆しは全くなく、混迷の様相をますます深めていました。

衆議院選挙が見える頃となり、やっと三党合意の消費税の成立が見られ、議員の定数削減等、他のことにも、幾分解決の兆しが見えてきた、といったところでしたでしょうか。

 

こんな局面での選挙でした。

当然、民意は民主党には誠に冷ややかで、無残な結果に終わりました.

なんだか可哀そうだけれど、仕方ないことですね~

 

              

 

でも、前回の選挙で多くの方が民主党を支持したのは、自民党への批判票ばかりでなく、二大政党による政権交代がある政治を望んだからではなかったでしょうか。

その気持ちがあるなら、もう少し民主を支持する票があっても良かったのでは、と。

 

しかし実際は、民主への不信といら立ちが、怒涛のごとく自民党を支持する形となって選挙が終わりました。

ということは、二大政党の実現は建前だけで、前回の選挙も、自民への怒りが民主への一方的な投票を促したに過ぎなかったのかしら。

或いは大盤振る舞いのマニフェストに騙されただけ。

 

日本では、米国などと異なり、如何に無党派の浮動票が多いかを思い知らされます。

政策の内容で有権者が投票するのではなく、もしかすると不平不満の感情で、票が左右される世界ではないかと。

日本国民は、意外と感情的で風に流されやすい民族?

そう思って、昨夜は何だかとても悲しくなり、日本人の誇りが幾分しぼんでしまった私です。

 

前回の選挙の時に比べ、自民党が特別変わったとも思えません。

政局争いでは、自民の方が震災そっちのけで、見苦しいものがありました。

原発も、他の党に比べれば、擁護派に見えます。

憲法改正も示唆しています。

自衛隊を軍に編成し直すべきとの主張もしています。

恐らくこれらの主張を支持する国民は多くないことでしょう。

にもかかわらず、民主がだらしなかったとはいえ、この圧倒的な勝利は、いったい何を意味するのでしょうか。

 

深く熟慮することなく、怒りの感情的塊の弾劾が、前回は自民を押しつぶし、今回は民主を押しつぶした。

そんな印象が否めず、とてもがっかりしてしまった私です。

選挙がこんなに単純なものならつまらないから、次回から棄権しようかしら、と思わず、夫に口走ってしまいました。

 

でも、この考えは、幾分誤解であったことが、選挙後の報道を見て分かりました。

民主は惨敗でしたが、自民も得票数は決して多かったわけではないようですね~

小選挙区制の特性に助けられて、、ぼろ勝ちしたに過ぎないようです。

民主党は死に票が多かったということでしょう。

二大政党を願って、この党を育てる冷静な目で、一票を投じた人も大勢いたのでは。

 

                

 

それが分かった私は、がぜん選挙制度に大きな疑問を抱きました。

民意が正しく反映されない小選挙区制は、絶対おかしい、と思ったのです。

夫に、小選挙区と中選挙区の相違を訪ねました。

それぞれ一長一短がありそう。

夫は、中選挙区の方が選挙は面白いと、言っています。

けれど、政権交代が難しくなるのかしら。

未だ勉強していないので、よくわかりません。

 

今回の投票率が小選挙区制度になってから最低と知り、意外感で一杯です。

もしかすると、ぶれが大きく単純な結果しか出せない小選挙区制にも問題があるのでは。

選挙制度も含め、もっと選挙を盛り上げる工夫が色々なされてもいいのでは、と思った次第です。

 

どなたかのブログで、選挙に投票した証明書があれば、地域の商店街の買い物が割引になる、と言った記事を読みましたが。

投票率を上げる、なかなか良い方策ですね~

もっともっと民意がしっかり反映される選挙にするにはどうすればよいか、政治家には、真剣に考えてほしいものです。

 

私はいずれの党が政権を取ろうとも、取ったからには現政権を精いっぱい応援する姿勢で今まできました。

ですから、憲法改正、極端な金融緩和による副作用等不安なこともたくさんありますが、今後は自民党にエールを送り続けていこう、と思っています。

期待に是非応えて、今の日本の政治と経済の閉塞感を打ち破って下さい。

 

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年末の大掃除はかどっておられますか。
今日も頑張らなくては・・・・・・

 

 

 

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