今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

小学生時代の級友三人で楽しい会食 3月の日記

2024-04-07 07:29:14 | 
3月4日の事です。
この日は、珍しく春の陽気で、私はコートなしで出かけました。
行き先は緑ヶ丘。
初めて目にする駅名です。
 
会うのは、全員小学校時代の同級生たち。
声をかけて下さったのは、Nさん。
何故か、旧姓しか今思い出せなくなってしまいました。
こうなったからには、他の方も、すべて懐かしい旧姓の頭文字で、今日の記事は綴る事に致します。
 
 
私は約束の時間通りに、目的の駅に到着しました。
既にNさんがお待ちかねでした。
ところがあとの二人がなかなか見えないので、Nさんが電話を掛けたところ、東横線のまるで違う駅前で、うろうろしておられる様子。
 
緑ヶ丘の駅は、大井町線。
何故そんな駅に降車することになってしまったのか。
私に行き先を教えて下さったHさんが迷われるなんて・・・。
とてもとても理解に苦しむことでした。
 
後で、彼女たちには、Googleの路線案内のサイトを教えて差し上げました。
私はそれを利用し始めてからは、待合場所に迷わず必ず時間通りに到着できるようになりましたから、
それを利用していなければ、彼女たちの行動は他人事ではありません
「高齢になると道に迷うのは日常茶飯事。
お互いに気を付けましょうね」と言い、大笑いした私達です。
 

 
三名は、小学校時代の仲良し同級生達だっただけでなく、中高も国立大学の付属でしたから同様の学生生活を送りました。
その時はクラスは異なりましたけれど。
 
但し、この度声をかけて下さったNさんは、小学校6年生の時に、東京の学校に転校。
ですから会うのは今度が二度目ですが、とても懐かしい思いを抱かれるようです。
 
その上、彼女は外交官夫人となり、海外での活躍が多く、日本の友達とは長いブランクがありました。
ですから、旧友に会えるのは殊更嬉しいようです。
 
 
この想い出写真は、Nさんの親戚の別荘に招かれた時のものです。
Nさん家は政治家が多く、この別荘を所有する叔父様は、確かこの当時、大臣でした。
左端は私。私の前の二人は母と妹です。
この写真をNさんに見せたところ、懐かしがりとても喜んでくれました。
 
みんなが揃い、駅から徒歩数分の場所にある、Nさんの友人が経営するイタリアンレストランで昼食を摂りました。
実は会う前、私は少々緊張していました。
外交官大使夫人の経歴がある方と聞くだけで、洗練された華やかな世界を想像してしまったからです。
こういう時、狭い世界で暮らしてきた自分に、何だか自信がもてなくて・・・。
せめていつもより、少しおめかしして出かけようと、パールのネックレス迄かけていきました。
 
ところが実際に会うと、昔と全く変わらず、お母様にお人柄がそっくりの実に明るくて気さくな方。
とてもとても楽しいおしゃべりのひと時が持てました。
 
 
 
 
  
画像の他に、前菜、デザート、確かもう一皿あったのですが、
話に夢中になり、写真を撮り忘れてしまいました。
 
 
話す話題は同じでも、ご主人の職業が異なると、その内容もまるで違いました。
如何にも高齢者らしい年金の話しになった時のこと。
昨年、ご主人様を亡くされた、整形外科病院の院長夫人でいらしたHさんが
口火を切られました。
私にはサラリーマンのような年金はないの。
その代わりに、何か所かある駐車場や賃貸の部屋の貸し料金が結構入るので、それで暮らしているの。
 
もう一人の友は、ご主人様はマツダにお勤めだったようで、海外生活も経験されていました。
この方のお話でびっくりしたのは、専業主婦だった奥様にも企業年金が支給されるとの事。
わたしは思わず、「羨ましい」と言いました。
我が家は厚生年金より企業年金の方が多い位だったのですが・・・。
夫が亡くなると同時に、その支給は無くなりましたから。
 
外交官夫人でいらしたNさんのお話では、アメリカ駐在の時期もあったけれど、外交官はアメリカ年金は受け取れないのよ、と。
それは気の毒と思い、理由を教えてもらいましたが、もう忘れて思い出せません。
 
旦那様の職業によって、同じ話題でも、内容はまるで異なり、とても興味深かったです。

私の隣の方が、この度声をかけて下さったNさんです
 
その後、それだけでは物足りず、東横線の自由が丘駅近くのの喫茶店に。
レストランは大井町線でしたが、徒歩でその喫茶店にも行けました。
Nさん宅は東横沿線の駅の近く。
緑ヶ丘迄歩いていらしたとの事。
長女宅にとても近い所にお住いです。
この辺りは電車を利用すると、乗り換えもあり、遠く感じますが、すべて徒歩圏内であることを初めて私は知りました。
 
レストランでも喫茶店でも、話題は尽きることなく泉のように湧いてきました。
まだご夫婦そろってご健在なSさんは、既に自宅を売却し、住宅型の高齢者施設に入居されていらっしゃるようでした。
とても満足され、落ち着いたお暮らし振り。
その具体的なお話も、将来のために聞かせてもらいました。
Nさんの一見華やかに見える外交官夫人の苦労話も色々伺いました。
 
あっと言う間に数時間が経過。
もっともっとおしゃべりを続けていたい気持ちを振り切り、
「また会いましょうね」と言て、別れた私達です。
 
国立の付属と言った一貫した環境と教育で育まれた人間性には、どこか共通の物を感じ、まるで親戚に出会ったような気持ちに私たちはなれます。
同窓生の皆さん、母校を悪く言う人は一人もいません。
褒める方ばかりです。
恩師への感謝の気持ちを忘れることなく、同窓の絆をこれからも大切に温めていききたいものですが・・・。
 
年齢的にはもう一期一会の心境。
親友達との思いがけない別離を、何度も経験してきた私ですから。
一層、その気持ちを強くしています。
 
その内に同窓生の傘寿の会が一泊の旅行を兼ねて催されるようですが、
昨年、同窓会の京都旅行にも出かけ、私にしては珍しく今年も他の予定が
盛りだくさん。
自分の体力と家計の予算を考慮すると、すべての参加は無理かもしれません。
その時になって決めることに致します。
 
追記
前日に一言園芸日記を更新しています。
 
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