若い時は、育児に追われ、両親の介護で大変な時期もあり、お掃除はいい加減。
そんな時がありました。
そのため、二階の陽が強く当たる窓際のフローリングや私が大変気に入っているシステムキッチンの傷みが目につき、今頃になって反省しきりです。
もっと一生懸命、お手入れをすれば良かった、と。
でも今から改装するとなると、貯金に手を付けなくてはなりません。
それはできる限り避けたい、、と思っている私です。
ですからこれ以上家を傷めないように細心の注意を払い、、何とか補修はしないで済む暮らしを目指そう、と思っています。
こんな気持ちを抱いて暮らしている時のこと。
長年お世話になってきたリフォーム会社の店長さんが、久しぶりに我が家に見えました。
居間にお通しし、台風の被害個所の補修のご相談に乗っていただいたのですが。
この時に、身に余る嬉しいお言葉をいただきました。
お部屋を見回しながら、次のようにおっしゃったのです。
「毎日、丁寧に掃除をされるのですか。30数年経過した家には、とても見えませんよ。
実にきれいで、感心します」
と。
私は応えました。
「毎日なんて、とんでもないです。実に適当なんですが、中断しないことだけは心がけて、コツコツ取り組んでいます」
更に言われました。
「こんなに雰囲気がある上質の家にはなかなか出合ええません」とも。
私はまた、言い返しました。
「私の住む町での相対的なご感想ですね。
我が家など比較にならないような豪邸は、この世の中に、いっぱいありますから」
と言って笑いました。
でも、店長さんが言われた事が素直に嬉しくて、そのあと数日、この褒め言葉を噛みしめて過ごしました。
このご感想を裏切らないように、これからも精いっぱい、我が家を美しく維持できるよう心がけて、素敵な日々を紡ぎたい、と。
新しい年をもうすぐ迎るにあたり、大掃除もスタート。
最近は孫の行事が多く、そのたびに娘たちから声がかかるので、たいそう忙しい日々でしたが。
外側のガラス拭き。
庭とポーチのタイル磨き、一階の収納スペースの整理などはほぼ終了しました。
年末は、主婦が一番忙しい時期ですが。
あることを日々常に注意を払い暮らすようにしたところ、心に大きな余裕が生まれ、幸せ度と充実感が一気に高まることが、最近分かりました。
来年は、この心がけを何よりも大切にして暮らそうと。
家をきれいに維持するための一番の近道、といったところでしょうか。
言うは易く、行うは難しなのですが。
努めてそうしたい、と。
このお話は、明日させていただきます。
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花のように泉のように