遅ればせながら、三月三日の雛祭りに、次女宅で過ごした夕餉のひと時の様子を、今日は綴りたいと思います。
今回は、少々招かざる客だったかもしれない私達夫婦。(笑)
声をかけたのは、私の方からでした。
次女は、先週は仕事が大層忙しかった上に、旦那さまが週末は学会で留守。
そのため、両家の両親を招いて雛祭りをする心づもりでいたのを、止めにしたようでした。
それなら、私が食事をすべて運ぶから、一緒に夕食をしましょうよ、と持ちかけました。
正に押しかけのお邪魔虫、といったところですね~(笑)
孫会いたさと、次女宅の内裏雛様に、一目お目にかかりたかったからなのですが。
さぁ~私は朝から、その準備に追われて大変なことに。
予定の四品を夕方までに作り上げないといけません。
そのお料理の品目は、五目ずし、お煮しめ、鯛の桜花サラダ、ごま豆腐。
日常の家事もこなしながら、ひたすら調理に専念。
日が暮れる頃、すべての料理ができ上がり、次女宅にお迎え依頼の電話を入れました。
「Hさんは、学界から戻ったばかりで夕寝中なので、目を覚ますまで、まだ2~30分かかりそうだから待っててね」とのこと。
明日、夫は最寄りでなく、手術を受けた都心の病院で、胃カメラとCCTの検査があります。
そのため、8時までに夕食を済まさないといけません。
時間が気になって、気が気ではありませんでしたが。
余談になりますが、一週間前に、C型肝炎の治療を受けている近所の病院で、MRIと血液検査をを受けたばかりの夫。
CTTとMRIを同じ月に受ける必要は全くないのですけれどね~
それぞれ担当が異なる病院だと、よく重複し、無駄な医療費がかかるので困りものです。
ここ一カ月で検査代だけで、4万円以上の支出となり、年金暮らしの身には大変。
でも医師の意向に背くことはできないので、仕方なく対応しています。
話がそれてしまいました。
お婿さんが迎えに来るまでに、脳裏を巡った思いということにしておきましょう。(笑)
さてNちゃんの言う通り、数十分経過したところで、HさんがK君と一緒に迎えに来てくれました。
その車に乗り込み、次女宅へと。
早く夕食の用意をし夫に食べさせなければ、と気をもむ私に、お婿さんと旦那さまは、「2~30分過ぎたからって、どうってことないよ」と言い、笑っていました。
確かにそうですけれど、時間通りに済ませれば、それに越したことはありませんもの。
私は、まずは1年ぶりにお会いする内裏雛様の前に立ち、かれんの健やかな成長を感謝しながら、しばらく見つめさせてもらいました。
その後、娘のエプロンを借り、私が持ち運んだお料理を、テキパキをお皿に盛り付け。
「もっと大きなお皿だと、私のお料理が映えるのに」などと言いながら。
K君もかれんちゃんも、とても元気そう。
かれんちゃんは、顔つきや動作から赤ちゃんぽさが抜け、幾分女の子らしくなったようです。
白いご飯が大好きで、おすしは苦手だとか。
私の孫達は、これまで全員、私の五目ずしには目がなかったのだけれど。
あら!珍しい。
そういえば生クリーム系のケーキも嫌いではなかったかしら。
今はどうなのでしょう。
全員が席に就き、夕食も終わりかけた頃、ちらっと、この度のネットの件に、私が触れてしまいました。
すると大変。
次女がせきを切ったように、私を責め始めたのです。
この度の事、私の対応が余りに大人げなくて、腹を立つを通り越し、悲しかった、と。
次女は某ブログは全く目にしていないようでしたが、私のブログ記事を読み、想像が付いたようです。
前の電話で、一切関わるな、と注意したのに・・・・・・
何故、その後無視できないの。
相手にするなんて、余りに情けない、と。
構うママにも非があるわよ、と。
かなりの剣幕でびっくりでしたが、
「Nさんが、現れなければ、傍観出来たんだけれど・・・・・」
と、つい弁解がましいことも言ってしまいました。
後は、娘のお叱りを黙って聞くのみの私。
内心では、親に向かってその態度は何?、と少々呆れてはいましたが。
しかし、次女の言うことは最もなことばかり。
注意されるまでもなく、私も深く反省しているこでした。
ですから、出来ればそっとしておいて欲しかった、というのが私の本音でしょうか。
その話題を切り出したのは私の方ですから、仕方ありませんけれど。
その上、同じ事でも、いい方次第で、受け取る側は快く聞けたり、反発したい気分になったり、と気持ちが随分変わってきます。
次女宅にいる間は、冷静さを装い穏やかに接していた私ですが、車の中で、口のきき方を一言、厳しく注意しておきました。
私に対したような切り口上で、子供達を将来叱っては可哀そう、と。
夫婦喧嘩は結婚以来、全くしたことがない仲良し夫婦ですから、私の注意は取り越し苦労だとは思いますけれど。。
大変な思いをして持ち運んだお料理のお礼は一言もなく、最後は私を責めまくるばかり。
どちらが大人気ない態度かしら・・・・・・(笑)
40代の頃の私でしたら、こんな娘の態度を見たら腹を立てたでしょう。
今回は、多少の弁解はしましたが、穏やかに聞いて、私からも一言、次女に注意して終わり。
これも年の功でしょうか。
ふと私の年齢の頃の亡き母を思い出しました。
私は、その頃、母のすべてを受け入れることができ、いたわりの情しかありませんでした。
亡くなるまで、注意したことも叱ったことも一度もなかったけれど。
もっと親孝行すればよかったとの悔いが、未だにあります。
娘達はその点、どうでしょうね~
恐らく、母に比べると、私はまだまだ若くて元気、と思っているのでしょうが・・・・・
ふと寂しくなった一両日でした。
とはいえ、親子喧嘩なんて、ここ4~5年、全くしたことはありませんけれどね。
どんなに落ち込んでも、腹が立っても、口から発する言葉、態度は、常に明るく前向きでいられるといいですね~
大変難しいことですが・・・・・・
こんなわけで、夕食後孫達の様子を写真に収めるつもりでしたが、忘れてしまいました。
画像は、次女宅のお雛様と、お料理のみです。
ご訪問、有難うございました。