まだしばらく旅行の話が続きます。
ライフスタイルのカテゴリーの内容にふさわしくなくて、少々気が咎めますが。
備忘録を兼ねた思い出記録も、私のブログの大きな目的の一つですので、何とぞ、ご了承くださいませ。
まず二日目の観光の説明に入る前に、既に前の記事で触れた、タクシー運転手さんとの会話をご紹介しますね。
三日目、ホテルをチェックアウトして駅に向かうとき乗り合わせたタクシードライバーさんとのお話です。
二日目の嵐の日の事。
その人は、悪天候のため、会社はお休みして、免許の更新にお出かけになったそうです。
その途中、目撃した驚きの光景を語って下さいました。
交差点で、自転車のハンドルに手をかけ、信号が変わるの立ちどまって待っていた女性が、強風にあおられて、自転車もろとも、転倒してしまわれたそうです。
やっとの思いで立ち上がり、信号を渡ろうとしたところ、また突風が吹き、再度突き倒されてしまったとのこと。
運転手さんは、なんとも気の毒で恐ろしい光景だった、と言われました。
こんな強い風を外で経験したのは、初めてとも。
二日目の最初の観光目的地、風見鶏の館
11時閉館の思いがけない知らせを聞き、少々慌てました。
私も、人工島、ポートアイランドの海辺に、三時過ぎ、一番風が強い頃、立った話をしました。
私の傘は、骨が一本曲がった程度で済んだけれど、タクシードライバーさんのビニール傘は、完全に壊れて使い物にならなくなったこと等。
大いに話が盛り上がり、運転手さんが、
「一生奥さんの顔は忘れないようにしよう」
と言って、運転席から後ろを振り向かれた話は既にしましたね。
見かけによらず、無謀なことをする人だと呆れておられたに違いありません。
前日のお昼下がり、旧居留地区周辺の観光を足早に済ませ、、ホテルに早めに戻るつもりでした。
ところが、運転手さんが、ポートアイランドから見た神戸の港と町の景観を絶賛されたのです。
つい悪天候を押してでも行ってみたくなってしまった私。
その話をすると、運転手さんも大乗り気。
すぐ決行の運びとなりました。
嵐の中での観光途中、スターバックスで休息をとりました。
この建物も、北野の異人館の一軒です。
100年前にアメリカ人邸宅として建てられたようです。
とても雰囲気があり、さすがスターバックス。
インテリアも、素敵でした。
タクシーのお迎えを待っていたのがこのお店。
益々風が強くなってきました。
ここからの観光が、いよいよ私の奮闘記といったところでしょうか。
何と、恐ろしい危険な事をしでかしたものでしょう。
日頃、異常な高所恐怖症で、臆病な人間の私が、一世一代の大冒険をしたような感じ。
余りの風雨で、せっかくの景色も、感動するどころではありませんでしたが。
お天気が良ければ、さぞや素晴らしい景観だったに違いありません
世界でただ一つの人工島からの神戸の街の眺望は、激しい風雨で、鉛色のよどんだものでしたが、十分、その素晴らしさが見て取れました。
いつか、是非リベンジしたいものです。
これからが二日目の観光の語りになるのですが、一つの節目ができてしまったようですから、今日はこれで終わりにします。
明日は、嵐の中、巡った北野異人館と旧居留地区のお話です。
改めて、計画変更が正解だったことに思いが至り、ほっともしましたが、二日目も見られない観光スポットが多かったのも事実です。
見られなかったことを残念に思うより、数少なくても、嵐の中で無事に観光ができたことを、心から喜び、満足した私でした。
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