(株)カプロラクタム-blog

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夏季パソコン講座

2006年07月21日 | Weblog
夏休み初日。本校職員を対象に、こんな講座を開きました。

内容は、パソコン室の使い方について。こんなことができるぞ~ということを、プロジェクタでスクリーンに映して一通り説明し、後は自由に体験してもらうという感じのカルい講座です。
実際問題、昨年中3を教えていた時は一度もパソコンなんて触りませんでした。カリキュラム的に使う時間が組まれていなかったからですが、おそらく他の学年もほとんど使っていないと思います。普通の学校なら年間2~30時間ぐらいはパソコンを使っているでしょうし、小6の終わりにはパワーポイントで卒業研究もどきを発表できるぐらいまでになっている所も少なくないでしょう。もしかしたら、養護学校の場合「使った所で何かできることがあるのか?」と、ほとんどの方が思われているのではないでしょうか。
しかし、流石に養護学校のパソコン室はそれなりの工夫がされていて、掌を乗せて球を動かすことでカーソルが動く特殊マウスや、タッチパネル、音声認識、50音表タイプのキーボードなども整備され、さらに特別支援教育に対応した学習ソフトも入っており、十分楽しめるものとなっているのです。特に高等部の、特殊学級から入ってきた子などは絶対小中でパソコンを習ってきているはずですし、今はIT関係での知的障害者の就職口もどんどん増えてきているので、パソコンを覚え、使えるようになることは、むしろこの子達の将来に大きなプラスとなって働くわけなのです。それを、教員が「猫に小判だ」などと思ってしまうと、猫も小判も光らなくなってしまうなんてことになりかねません。この時期にしっかりとパソコン指導をしていくことも、そのためにパソコンの授業ができる先生を増やすことも、非常に大切であり急務であると言えるでしょう。

まあ、壮大な妄想とは裏腹に講座自体は本当にざっくばらんなもので、子どものためと言うよりも「大人の脳トレ」に近い内容で進んでいき、それなりに好評でした。とりあえずの所、情報主任としての役目がまたこれで1つ果たせたかなと思います。
ちなみにプールの裏番組でやっていたので、午前と午後に同じ講座を開きます。午前の部が終わり、ほっと一息・・・といった所で管理職が登場。

「午後から外部にプロジェクター貸すから持っていくね。」
・・・立場弱いなぁ自分orz