《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

今昔・奈良名所「聖なる山・春日山が源流」

2018年07月06日 | Weblog

吉城川(よしきがわ)は、奈良公園の東側にそびえる三笠山(若草山)と
御蓋山(春日山)の間に発し西流、奈良女子大の北で佐保川に注ぐ大和川の枝川である。
源流域一帯は春日山原始林で、山峡を流れるうちは「水谷川(みずやがわ)」と称される。
奈良奥山から流れ出る吉城川は、奈良公園を横切る数少ない清流で
吉城園や依水園の一部にも取り込まれています。
春日野国際フォーラムの前から東大寺参道に至る部分では、百日紅や紅葉が川岸を覆う中、
いくつかの小さな滝を経て神聖な雰囲気を醸し出しながら流れています。

今日の暦:昭和37(1957)年、東京谷中天王寺の五重塔が放火心中で焼失。


今昔・奈良名所「祈り」

2018年07月04日 | Weblog

水屋社(みずやのやしろ)とも書かれる「水谷神社」。
江戸時代には牛頭(ごず)天王社とも呼ばれた。
疫病除けの祇園さんであり、本地は薬師如来とされる。
夫婦和合、安産の信仰があり、
境内には蔭石と水谷寄木(みずやのやどりぎ)と言われる、
イブキが杉を包み込む、抱き合いの木がある。

今日の暦:明治32(1899)年、新橋に日本初のビヤホールが開店。


今昔・奈良名所「立ち止まる人の少ない神社」

2018年07月02日 | Weblog

総宮神社(そうぐうじんじゃ)は平安時代初期に興福寺境内に創建にあったもねで神仏分離に伴い、
明治八(1875)年に興福寺五重塔の南から移されたもので、もとは、安居屋跡にあったもの。
八幡様・春日様・伊勢様をはじめ多くの神々様を御祭神としている。
ことに衣・食・住の「住」をつかさどる御社として崇敬されている。

今日の暦:昭和25(1950)年、金閣寺が放火により焼失する。