吉城川(よしきがわ)は、奈良公園の東側にそびえる三笠山(若草山)と
御蓋山(春日山)の間に発し西流、奈良女子大の北で佐保川に注ぐ大和川の枝川である。
源流域一帯は春日山原始林で、山峡を流れるうちは「水谷川(みずやがわ)」と称される。
奈良奥山から流れ出る吉城川は、奈良公園を横切る数少ない清流で
吉城園や依水園の一部にも取り込まれています。
春日野国際フォーラムの前から東大寺参道に至る部分では、百日紅や紅葉が川岸を覆う中、
いくつかの小さな滝を経て神聖な雰囲気を醸し出しながら流れています。
今日の暦:昭和37(1957)年、東京谷中天王寺の五重塔が放火心中で焼失。