レンガ積には一つの列に長手と小口が交互に並んで、ツートン、ツートンと並ぶ積み方がフランドル積み(フランス積)、長手ばかりがツー、ツー、ツーと現れる段と、小口だけがトン、トンと積まれた段が一段おきに見られる積み方がイギリス積(http://www.redbrick.jp/mizu/kouzaidx.htm水野赤煉瓦講座)。明治43年奈良で上水道の具体化が始まり、水源として候補に上ったのは佐保川であった。調査の結果需要が賄えないと木津川に変更となた。大正9年に奈良坂の貯水池に送水され大正11年に、6年にわたる工事が完成した。それ以来木津から送られてくる水量をこの場所で計測されていた。大正時代のフランドル積の建物がここにあるが、函館や舞鶴、横浜ではレンガの建物に対して観光に力を入れているが、ここは案内もなく1箇所では観光資源には成らず残念。ただ奈良市HP(奈良しみんだより平成24年7月号 特集「奈良めぐり 近代建築を見つけに!」)にちょっことあった。
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