2月21日、斑鳩町法隆寺の中宮寺跡。以前の調査では深さ2.5メートルの地下に花崗岩で1.75メートル×1.35メートル×80センチの塔の心柱の礎石があることは分っていた。今回は礎石を挟んで南北それぞれ5メートル離れた場所から柱跡二ヶ所が見つかり塔の中心柱を立てるための「やぐら」の柱穴と考えられる。中宮寺跡はまだ不明な点が多い。中心伽藍は、塔、金堂が一直線に並ぶ四天王寺と同じ建物配置をしていたと予想されているが、金堂や講堂、回廊は今までの調査では確認はされていない。(現地説明会資料より)
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