春日祭のときは、藤原姓の人はこの道を通り、藤鳥居をくぐって本殿へ進みました。
この名前も、藤原氏ゆかりの藤の花がかかる鳥居だったからでしょう。
現在でも藤の老木の多いところです。
鳥居を抜けた左手石灯籠の後ろにとぐろを巻く太い藤の根が見えます。
蔓は道の上空を横切って向かいの杉に絡みついています。
花の季節には遠く離れたところからも白い藤が
ご覧いただける本殿への近道でもあります。
慶賀門をくぐると、目の前には春日大社の名物とも言える
「砂ずりの藤」もあります(春日大社HP)。
今日の暦:昭和2(1927)年、東京で銀行取り付け騒ぎ、金融恐慌始まる。
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