画像左上は「鏡石」だが、右側の石は「笑い石」だろう。
これらは門を入っての正面に当たる「突き当り」にある場合が多い。
ところで、中国からもたらされた、「魔除け」の風習として、
道の三叉路(突き当り)に石柱を立てたものが、
沖縄県や鹿児島県で見かけられると言う「石敢當(いしがんとう)」である。
何時頃日本に入ってきたのかは定かではないが、
16、17世紀頃の石敢當が見つかっている。
風習としてはそれ以前からあったと思われる。
「"鏡石"や"笑い石"は石敢當と言う風習を利用したのでは…」と、
自説として、おもう昨今である。(完)
今日の暦:昭和23(1948)年、福井大地震おこる。