《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

旧街道・熊野街道「柏原経済の原点」

2015年12月24日 | Weblog

三田家住宅の裏手にある船溜まり。柏原舟は全長約12m、幅約2m、深さ約0.4mの舟で2人乗りで運行された。
1636年(寛永13年)の発足時には総数40艘ではじめられたが、
大阪組が参加した1640年(寛永17年)には総数は70艘になった。
大和川の付け替え工事後も、了意川(平野川)を利用し柏原舟の運行は続き、
柏原村の経済の発展に大きな役割を果たしたが、1889年(明治22年)湊町、
柏原間に鉄道が開通したため、荷物輸送は柏原舟から鉄道に代わり、
1907年(明治40年)にその役目を終えた(大阪再発見HP)。