《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

平城京を歩く「羅城門」

2010年07月12日 | Weblog
羅城門は朱雀門の南に位置する「京」の正門(国門)とされ、外国の特使等もこの門から京内に入り朱雀門を潜り大極殿へと向かった。今、国道24号線杏(からもも)町交差点西側に秋篠川と佐保川が合流するところに「打合橋」がある。この辺りが平城京の南辺にあたる。この橋の架け替え工事のとき川底から礎石が見つかり羅城門跡とされている。ここから少し南に60メートルほど行くと羅城門の碑が立っている羅城門跡公園もあるが羅城門の跡ではない。余談:打合橋は昔「来生橋」と呼ばれていたときもあるそうだが、これは「羅城(らじょう)」からきている。
(今日の歴史=1145年興福寺僧兵が吉野大衆と戦い金峯山を攻める)