月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

小さな春

2012-04-08 | 生活
昨日は遅くまで飲んでいたので、朝は10時くらいに起きてのんびりしていた。
何も予定がなかったので、ゆっくり過ごすつもりでいた。
すると、夫が急に「お花見に行きたい」と言い出した。

だからさぁ・・・行くなら前日にそう言ってくれていたら、こちらもそのつもりで用意するやん・・・?
そんなことをブチブチ言ってやった。
どうせお花見をするなら、花見ちらし寿司でも作りたかったのだ。

しかし、彼の鈍感力はハンパない。
自分はこれから英会話スクールに行くのでお弁当の準備などは関係ないのだ。「帰ってきたらできている」それを当たり前だと思っている。
「行かないよー」と言っている私に向かって、玄関で「じゃあ、気が変わったらメールちょうだい」との捨てセリフ。

はぁ・・・
私は夫に甘い。

のんびり「グッと地球便」を見ていたというのに、急に忙しくなった。
布団を干して、洗濯機2回まわして干して、買い物行って、お弁当作って・・・

ちらし寿司は時間がなかったので、簡単にそぼろにした。
2時に帰宅した夫は、出来上がっているお弁当を見て「おおー!」と感動している。
がんばりました!

すぐに近くの公園へ出かけた。

桜はまだ5分咲きといったところか。
3時前だったので、夕方になるにつれて寒くなってきたが、そこまで震えるということもなく、陽だまりの中でお弁当を食べることができた。
↓こんな感じ


夫は「うまい~。しみじみするくらいうまい~」と言って、本当においしそうに食べてくれた。
そういうのを見ると、まあ気分は悪くない。

1時間半くらいだったけれど、穏やかな時間だった。

「今年もこうやって一緒にお花見できてうれしいな」と私が言ったら、「そうやな」と夫。
来年も、再来年も、ずーっとこんな春を迎えたい。
そんな小さな願い。