平成20年から順次進められていた京阪線全車両の塗色変更が、ついに完了したようです。全車の塗色変更に約5年かかったことになります。
以下(青文字の文章)は、京阪電車の沿線情報誌「K PRESS」6月号の最終ページからの転載です。
『京阪線車両のカラーデザイン変更が完了しました
京阪グループブランド戦略により、平成20年5月から進められてきた京阪線車両のカラーデザイン変更が完了しました。
8000系(2ドア・クロスシート)は赤色、黄色、金色帯の組み合わせで、十二単や紅葉、祝祭、金蒔絵などエレガントなイメージを連想させるデザインを、3000系(3ドア・セミクロスシート)は紺色、白色、銀色帯を組み合わせ、風流かつ現代的な感覚を表現したデザインを、それ以外の車両は京阪の伝統色である緑色に白色を織り交ぜることで、現代的感覚をプラスしたデザインを採用しています。』
なお、京阪線の車両は全てが新色に変わりましたが、ケーブル線(鋼索線)には旧特急色の車両が、石山坂本線には旧一般色の車両が、それぞれ現役で運用されています(石山坂本線には期間限定運用の旧特急色も1編成あります)。
以前の車体色が懐かしくなった方は、ケーブル線や石山坂本線の車両に乗ってみるといいかもしれません。