ずいぶん前になりますが、日本ファンタジーノベル大賞を受賞した
『鉄塔武蔵野線』という小説を読みました。
応募原稿が重さ4kgにもなるほど大量の
挿絵写真(当時は銀塩写真だったんでしょう)を含んでいたとかいう、
まあ非常にマニアックな作品で、そのユニークさは確かにすばらしかったですね。
少年二人が鉄塔を追いかけて、発電所まで行くという冒険物語なんですが、
鉄塔に関する知識が満載で、作者も好きなんだろうなあという熱情がひしひし伝わる。
鉄塔に男性型と女性型があるなんてことも、この本を読むまで知りませんでした。
小説としてうまいとは思わないんですが、でもとにかく面白い。
これを読んでから、ドライブ中にも鉄塔に目が行くようになりました。
しかしねえ、メキシコの鉄塔は日本とは違うのか、
それともやっぱりこんな付け焼刃な知識では分類できないような複雑なものなのか、
なかなか、これは○○鉄塔、などと認識できるものではないです。
それでも、これまでは風景の邪魔でしかなかった鉄塔が面白くなるんだから、
この小説の力はすごいもんですね。
前にきりぎりすさんが遊びにきてくれたときも、
街中で鉄塔の写真を撮ろうとしていて果たせず、
珍しい? と訊いたらやっぱり日本とは違うらしい。
ので、そのうち街中の写真も撮ろうとは思ってたんですが。
前にこんな写真をお見せしました。
作りかけの鉄塔だったわけですが、
あれから一ヵ月半ほどしてまた同じ道をドライブしたので、
そう言えばあれはどうなってるか、とカメラを構えて楽しみにしました。
ちゃんと完成して、電線も張られています。
白と黄色がまだつやつやと青空に輝いてますね。
凛々しくそびえ立つ、おニュー鉄塔。
これはコックさん型というやつでしょうか。
そんで、男性型で、碍子V吊りタイプ?
よくわからんが……。
鉄塔の高圧電線はいつの間にか道の右側から左へと移動し、
ここでは鉄塔の他に、
コンクリ製の電信柱と、木製の電信柱も平行して走っている賑やかさ。
行く先、電信柱だらけ。
そして、威厳と迫力では鉄塔に負けますが、
木製電信柱だって、ちゃんと腕が複数ついていたりして、
しかも三兄弟が力を合わせていたりもするのです。
そしてこれは、カーブになっているところに立つ、頭が赤い鉄塔。
ちょうど、ガタガタの横道へ入ったところから撮ったので、ぶれてますが。
こうして眺めると、鉄塔もいろいろあって面白いのでした。
『鉄塔武蔵野線』という小説を読みました。
応募原稿が重さ4kgにもなるほど大量の
挿絵写真(当時は銀塩写真だったんでしょう)を含んでいたとかいう、
まあ非常にマニアックな作品で、そのユニークさは確かにすばらしかったですね。
少年二人が鉄塔を追いかけて、発電所まで行くという冒険物語なんですが、
鉄塔に関する知識が満載で、作者も好きなんだろうなあという熱情がひしひし伝わる。
鉄塔に男性型と女性型があるなんてことも、この本を読むまで知りませんでした。
小説としてうまいとは思わないんですが、でもとにかく面白い。
これを読んでから、ドライブ中にも鉄塔に目が行くようになりました。
しかしねえ、メキシコの鉄塔は日本とは違うのか、
それともやっぱりこんな付け焼刃な知識では分類できないような複雑なものなのか、
なかなか、これは○○鉄塔、などと認識できるものではないです。
それでも、これまでは風景の邪魔でしかなかった鉄塔が面白くなるんだから、
この小説の力はすごいもんですね。
前にきりぎりすさんが遊びにきてくれたときも、
街中で鉄塔の写真を撮ろうとしていて果たせず、
珍しい? と訊いたらやっぱり日本とは違うらしい。
ので、そのうち街中の写真も撮ろうとは思ってたんですが。
前にこんな写真をお見せしました。
作りかけの鉄塔だったわけですが、
あれから一ヵ月半ほどしてまた同じ道をドライブしたので、
そう言えばあれはどうなってるか、とカメラを構えて楽しみにしました。
ちゃんと完成して、電線も張られています。
白と黄色がまだつやつやと青空に輝いてますね。
凛々しくそびえ立つ、おニュー鉄塔。
これはコックさん型というやつでしょうか。
そんで、男性型で、碍子V吊りタイプ?
よくわからんが……。
鉄塔の高圧電線はいつの間にか道の右側から左へと移動し、
ここでは鉄塔の他に、
コンクリ製の電信柱と、木製の電信柱も平行して走っている賑やかさ。
行く先、電信柱だらけ。
そして、威厳と迫力では鉄塔に負けますが、
木製電信柱だって、ちゃんと腕が複数ついていたりして、
しかも三兄弟が力を合わせていたりもするのです。
そしてこれは、カーブになっているところに立つ、頭が赤い鉄塔。
ちょうど、ガタガタの横道へ入ったところから撮ったので、ぶれてますが。
こうして眺めると、鉄塔もいろいろあって面白いのでした。
カイマンさんに誉められるとは、相当ですね、メキシコの電気(需要範囲だけかもだけど)。
でも確かに、けっこう山奥の村にでも電気は来ていたりしますよね。
水道はないみたいなところでも。
でも日本で電気が来てない地域ってあるんでしょうか?
メキシコファンタジーノベル大賞、そんなのがあるんだったらぜひ応募してみたいですけどねえ。
下手なことを題材に書くと、ヤバいところから命狙われそうで怖い気もしますけどね?
>忍者さん
うーん、カンペチェ州が発展しているというのはちょっと気が引けますが、
まあ少なくともこの辺りはそれなりに人も住んでいるので、
インフラは整っているのかもしれませんね。
もちろんメキシコよりもっと電気が普及していない国は世界に多くあるのでしょうけど。
電気の品質は日々感じております。
今入院して一ヶ月になるうちのテレビも、もともとはレギュレーターつけたほうがいいよね、
という話をしていた矢先の故障でした。
パソコンには問答無用で無停電装置をつけていますが、
電圧が揺れると、カチカチと不気味な音を立てます。
日本の電気の品質がどうなのかは知りませんが、
少なくともドイツでも不便を感じたことはありませんでした。
工場製品への影響を見れば、数字としてやはり日本がダントツなのがわかるのでしょうね。
>OTTOさん
あはは、『月夜のでんしんばしら』ですか。
何でしたっけ、どっててどっててどっててど、でしたっけ?
途上国に行くと鉄塔が少なくまた小さいのに驚きます
電気の品質を感じられた事がありますか?
昔DFで夜になるとテレビの画面が段々小さく為って行き電圧が下がったのを実感出来ました
日本の品質は世界一でしょう気にされた事がありますか
停電 回数 累積時間 回復時間
電圧/サイクル 降下率 変動率
工場だと家庭用以上に問題が出てきます
ただ、もし、メキシコ・ファンタジーノベル大賞を取るんだったら、日本とは逆のルートをとるべきでしょうね。 発電所からスタートして、どうやって電気が盗まれていくか。 水道は無くっても電気は有るタコスの屋台。 無許可建築住宅群の、蛸もムカデも到底及ばない電線にうずもれたトランス。 受賞間違いなしですよ。