140億年の孤独

日々感じたこと、考えたことを記録したものです。

ミニ氷河期

2009-10-14 04:29:01 | 科学
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太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んでいる。これまでのパターンだと
再来年には活動の極大期を迎えるはずなのに、活発さの指標となる黒点がほとんど現れない。
研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性がある」と慌て始めた。
国立天文台は今月下旬に研究者を集めた検討会を開く。

太陽の活動は約11年周期で活発になったり、静穏になったりというパターンを繰り返している。
活動ぶりの指標が表面にシミのように見える黒点。黒点の周辺では爆発現象が多く起こり、
黒点が多いほど、太陽の活動が活発だ。

太陽活動には数百年周期の変動も知られる。17~18世紀には約70年間、黒点がほぼ消え、
欧州では英国のテムズ川が凍るなど「ミニ氷河期」に陥った。
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地球温暖化じゃなかったの?
そういえば今年の夏はやけに過ごしやすかったような気がする。
しかし45億歳ぐらいの太陽が200年や11年という短い間隔で活動を変化させるというのは不思議だな。
遠くの天体のこともよくわからないが近くにある太陽のこともよくわかっていないみたいだ。

それから「ミニ氷河期」と「氷河期」の違いもよくわからない。
今は氷河期と氷河期の間の間氷期と考えられているようだけれど
氷河期が何故起きるのかとか次の氷河期がいつになるのかとか全然知らない。

氷河期とは違うが「雪球地球(Snowball Earth)」というのを本で読んだことがある。
雪球地球は地球全体が赤道付近も含め完全に氷床に覆われた状態をいう。
何かの原因で北極や南極の氷の部分が増えると太陽からの光を反射する割合が増える。
そうするとますます冷えて氷の部分が増えて
ついには赤道付近まで氷床に覆われてしまうという現象だ。

さてこの状態になった地球はどのようにして元の姿に戻るのか?
実は火山が出す温室効果ガスにより暖められて氷が溶けるかららしい。
温室効果ガスもたまにはいいことをするようだ。

人間が環境を破壊していてその代表が温室効果ガスのように言われているけど
本当は熱帯雨林の減少やアラル海の消失などの環境破壊の方がひどいと思う。
でも今は25%削減すれば環境問題が全て解決するような雰囲気だな。

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