今回はブラームスのツィクルス第一弾で
①ピアノ協奏曲第一番
②交響曲第一番
を聴いてきた。名古屋フィルの演奏を聴くのは昨年の12月以来だ。
ピアニストは小菅優という人だった。1983年生まれで26歳らしい。
1993年よりヨーロッパ在住で、9歳からリサイタルを開いているそうだ。かなり早熟。
ブラームスのピアノ協奏曲第一番は、けっこう激しい曲だと思うけど
オーケストラに臆することなくダイナミックに弾いていた。
交響曲第一番はハンス・フォン・ビューローが「第十」と呼んだ曲だ。
つまりベートーヴェンの交響曲を引き継ぐほど素晴らしい曲という意味だと思う。
だが聴衆には「第九」に似ていると言われてブラームスは怒っていたらしい。
しかし、10人に聞いたら8人ぐらいは似ていると言うだろうと思う。
当時の作曲家にとってベートーヴェンの影響から逃れることは
大変難しいことだったと思うので私は同情している。
ブラームスは特に自己批判が激しかったみたいで
弦楽四重奏曲なんかは20曲ぐらい破棄したらしい。
交響曲も4曲しか書いていない。
しかし生で聴くのはいいな。
演奏を聴いている時には「時空がただそのためだけに存在している」ような感覚になる。
ずっと前に亡くなった作曲家の曲が
見知らぬ国で演奏され
皆が耳を澄ましている。
不思議な気分。
①ピアノ協奏曲第一番
②交響曲第一番
を聴いてきた。名古屋フィルの演奏を聴くのは昨年の12月以来だ。
ピアニストは小菅優という人だった。1983年生まれで26歳らしい。
1993年よりヨーロッパ在住で、9歳からリサイタルを開いているそうだ。かなり早熟。
ブラームスのピアノ協奏曲第一番は、けっこう激しい曲だと思うけど
オーケストラに臆することなくダイナミックに弾いていた。
交響曲第一番はハンス・フォン・ビューローが「第十」と呼んだ曲だ。
つまりベートーヴェンの交響曲を引き継ぐほど素晴らしい曲という意味だと思う。
だが聴衆には「第九」に似ていると言われてブラームスは怒っていたらしい。
しかし、10人に聞いたら8人ぐらいは似ていると言うだろうと思う。
当時の作曲家にとってベートーヴェンの影響から逃れることは
大変難しいことだったと思うので私は同情している。
ブラームスは特に自己批判が激しかったみたいで
弦楽四重奏曲なんかは20曲ぐらい破棄したらしい。
交響曲も4曲しか書いていない。
しかし生で聴くのはいいな。
演奏を聴いている時には「時空がただそのためだけに存在している」ような感覚になる。
ずっと前に亡くなった作曲家の曲が
見知らぬ国で演奏され
皆が耳を澄ましている。
不思議な気分。