鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

鎌倉宮 薪能(第49回)

2007-10-08 14:44:13 | 鎌倉の寺社
鎌倉八幡宮のまだ少し奥の方に鎌倉宮(大塔宮とも呼ばれてます)があります。
鎌倉宮は大塔宮(護良親王。後醍醐天皇の皇子。
幼少時を延暦寺で過ごし僧となりますが、皇子でありながら武芸に秀で
当時北条氏が実権を握っていた鎌倉幕府倒幕のため兵を統率し倒幕の功績をあげました。
が、倒幕では協力者側であった足利を信用しておらず、天皇には皇位を狙っていると思われ、足利によって鎌倉に幽閉、暗殺されました。
実は暗殺を逃れ生き延びた説もあるようで、義経みたい?)
をまつる神社です。

毎年10月上旬、ここで薪能が奉納されます。
暗がりに火をたいて能を奉納するって、いいなぁと
今年はチケットを取っていたのですが、天候不順で中止!
残念です・・・(来年も申し込もうっと)

大塔宮の話をもう少し・・・。
今年の4月、奈良の吉野山に桜を見に行きました。
その山中で大塔宮の石碑があったんです。
そういえば、宮は幼少をこのあたりで過ごし、倒幕後の拠点を置いてました。

鎌倉宮から少し離れた小高い山の頂上に、宮の墓があります。
行ってみたのですが、階段が多くて結構大変。
人気がなく、木がうっそうとして、墓は非常に簡素です。
頼朝のもそうだけど、鎌倉の有名人の墓ってみんな地味ですね。
権力が移り変わる時代だからかな?

写真は去年12月上旬、鎌倉宮の紅葉です。

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