鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

稽古(たてるかたち)

2008-02-03 17:15:41 | いけばな


今日は朝からずっと雪です。

昨日実家に帰ってきて、今日は熱が出てしまい
しかたなくおとなしくしています。

熱が39度くらいあると、私の場合結構元気です。
微熱が一番具合が悪いです。
熱いのでハーゲンダッツを食べてます。
明日は元々会社を振休で休む予定だったので、
直すにはいいけど、つまんないな。



昨日の稽古のいけばなを生け直しました。

「たてるかたち」で、花材は金魚草と金葉こでまり。
花器は小原流の制定花器で「プリンセス」。

今月の研究会の題材です。

花材が2種類って初めてかも?
少ない花材でシンプルに生けると花型のポイントがはっきりするので
良い勉強になります。

シンプルなのに、工夫するところが結構たくさんあります。

・太めの金葉こでまりを矯めるときは、節の間で少し鋏で切り込みを入れて
パキッと音がするまで曲げます。

・主枝は20度の範囲ですべての方向に傾けることができます。
今回は湾曲してるのでこんな感じですが、まっすぐな枝なら、
もう少し前傾させると良いそうです。

・金葉こでまりは同じ間隔で葉がつくので、一部取って変化をつけてみたり。

・葉が器の縁にかかったり、水につかってはいけません(ちょっとかかってる?)

・少ない花材なので、足元をしっかり締めるように挿します。
余った金魚草の葉を添える場合、上の茎の切った断面(白いとこ)が正面から見えないように。

・枝が横並びにならないように。縦に並ぶような感じ。

・金魚草は正面が主枝を向きます。金魚草同士の出会い感も演出。

・中間枝(こでまり)の1本は主枝に添うような感じで、もう一本(こでまり)は
右側に短めのを展開させて。

・客枝(金魚草)も左右に20度の範囲で振っても良い。ちょっと左に振ってみました。

・こでまりの先が枝分かれしてる場合で枝が同じ長さだったら、後ろに来る枝を
少し詰めます。

いっぱいあるなー。