俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月11日(水)

2012-04-11 12:36:52 | Weblog
★柳青むふるさと遠く住みたれば  正子
柳の新葉が瑞々しく青む頃になってきました。思い出の多いふるさとは遠くなりましたが、新しい地に住まわれ、充実した日々を送られています。ふるさとを想うお気持ちと共に、新しい生活への喜びや希望が伝わってまいります。 (藤田裕子)

○今日の俳句
しゃがみてはタンポポのわた吹きし児よ/藤田裕子
タンポポのわたを見つけては、駆け寄って吹いてみることを繰り返す幼子の仕草がかわいい。子どもながら、けっしてタンポポの茎を折り取らないところ。あるがままをそっと野におく心があることは、素晴らしい。(高橋正子)

○ネットテレビ②
俳句総合雑誌「月刊俳句界」のネットテレビで「花冠」が紹介された。「花冠」の俳句の在り方をシンプルに取り上げて、解りにくいことを解りやすく映像にのせた。取材撮影をされたのは、月刊俳句界新進気鋭の石橋尚彦さんでした。お世話になり、ありがとうございました。

▼多田有花
信之先生、インタビュー拝見しました。インターネットを結社全体で有効活用しているということ伝わってきました。。草創期からネットの可能性に着目され、地道にHP、ブログ、twitter、facebookと活動の幅を広げてこられた賜物と思います。
▼小川和子
信之先生、正子先生、月刊「俳句界」のインタビュ-何度もくり返し見せて頂きました。音声が少し聞きとりにくく、
耳を傾けて見せて頂きました。ありがとうございました。
▼津本けい
インタビュー拝見いたしました。長きに亘って熱意を絶やさず、ご努力を重ねてこられたこと、敬服いたしました。お蔭様でネットで便利に俳句の勉強、交わりが出来ます。感謝いたします。
▼高橋秀之
高橋信之先生、高橋正子先生。ネットテレビ拝見いたしました。これまで先生が積み重ねてこられたことが実を結び、いつも仰っておられたことが評価されて実践される時代になったことがよく分かります。私たち会員にとっても嬉しいことです。~追記~お名前が誤字でしたね。
▼古田敬二‏
信之先生、正子先生、インタビュー動画拝見しました。立ち上がりのころから参加させていただき今まで続けてきたことを幸せに思っています。句を作る喜びは自分なりに感じていますがその句で人をも喜ばすことは難しい事ですが、これからも細くとも永く続けようと思います。
▼黒谷光子
信之先生、正子先生、月刊俳句界のネットテレビインタビューを拝見させていただきました。居ながらにして両先生にお目にかかり、お話もお聞きし感激いたしました。 信之先生、正子先生に日々ご指導いただけますことの幸せをあらためて思わせていただきました。今後もよろしくお願い申し上げます。
▼祝恵子
信之先生、正子先生、「俳句界News」のネットTVインタビューを拝見いたしました。両先生にお会いしているようで嬉しくなります。花冠の一員でいる幸せを思っています。ありがとうございました。
▼小口泰與
高橋信之先生、正子先生 月刊「俳句界」のインタビューを拝見させて頂きました。両先生の積み重ねて来ました長年のご努力に敬意を称します。有難う御座いました。
▼安藤智久
インタビュー拝見しました。私自身、インターネット俳句​協会のページ、花冠のページがきっかけで今まで俳句を続​けられています。先生に感謝です。ネットを通して、明る​い俳句、明るい生活を体感している者の一人です。
▼藤田洋子
「俳句におけるインターネット俳句活用術」のインタビユ​ー拝見いたしました。これまでも、信之先生、正子先生の​活動は、新聞や雑誌など様々に取り上げてこられましたが​、またこのような動画としての配信は新鮮な気持ちを覚え​ました。あらためて真摯に継続されたご努力を思います。​これからの「花冠」の明るい未来も感じさせていただきま​した。ありがとうございました。
▼佃 康水
ネットテレビを拝見致しました。永年のご苦労が実り、そのお陰を私達が被って居る幸を思う時、益々精進しなければと新たな刺激を受けています。フェイスブックやツイッターは殆ど分からない私ですが懸命に付いて参りたいと思っています。今後共ご指導宜しくお願い申上げます。
▼藤田裕子
信之先生、正子先生、「俳句におけるインターネット俳句活用術」のインタビユー拝見いたしました。これまで積み上げてこられたご努力に感謝申し上げます。いつもご指導いただきましてお礼申し上げます。これからも「花冠」の皆様と勉強してゆきたいと思っております。よろしくお願い致します。
▼石橋尚彦
この度は取材を受けて頂き、またフェイスブックでの告知まで頂き誠にありがとうございました。フェイスブックをはじめ、インターネットの技術で、日本古来の文化である俳句が発展していく事を願っております。


■ネットテレビ「俳句界News」/文學の森:
http://haikukai.tv/

○蛙
★遠蛙ひとりで生くる齢なり/中村草田男
★蛙聞く夕栄の顔持ち歩き/大野林火

田園の春の情趣に逸することができない景物でもある。雨の夜の田圃の蛙、晴れた日の沼、暮れかけた山田、どこで聞く蛙も趣が深い。もっともやかましく鳴き揃うのは、春の交尾期。初蛙は春はじめて聞く蛙。
四国に住んでいたころ、また、広島県の生家のあるところには、春暖かくなり、うつらうつらと眠気がさくころには、蛙がよくないた。蛙が鳴くと雨が降りそうになる。それは子どもにでも予感できた。蛙の鳴き声には、その愛嬌ある顔や姿態とともになじんできた。蛙の声を聞かないとさびしいが、横浜に越して秋が過ぎ、冬が来て、春になったとき、田圃があるはずがない闇のなかから蛙の声が聞こえてきた。じっと耳を澄ましても、たしかに蛙の声にしか聞こえない。やはり、蛙の声だったろうと思う。それからしばらくして日吉本町をあるいて、街中の家の間に田植えをしている田圃があるのを見つけた。ここから聞こえたのかもしれない。

◇生活する花たち「わすれな草・木瓜の花・樒(しきみ)」(横浜日吉本町)
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コメント (1)
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