俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月30日(日)

2022-01-30 14:27:41 | 日記
曇り
●大寒だけあって、寒さが厳しい。さくらでんぶを買いに東急へ。ついでに、茨木のり子の詩集が見て見たかったので、天一書房へ。ちくま文庫か、岩波文庫にあったと思うが、見つからなかった。詩歌コーナーに茨木のり子選集の『女のことば』(童話屋)の小さくてかわいい本があった。いいけど、ちょっと高い。ぱらっと読んでおしまい。その近くに『人はみんな可哀想』と言う題の詩集があった。そう思う人は私だけではないのだと思った。

●今日は封切前の焼き海苔があって、三つ葉が安かったので、それに節分の恵方巻のことも頭にちらついたので、巻きずしを巻いた。釜が3合炊きなのでせいいっぱい炊いて4本巻けた。巻きずしの芯の青みは、胡瓜でなく、三つ葉。夕方句美子が来たので3本持って帰らす。具が余っているので、あす、またお米を炊いて巻くことにした。節分には巻かない。
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1月29日(土)

2022-01-29 15:34:21 | 日記
晴れ

●苺がよく出回るようになった。産直いちごの糖度が9度。産直でないのが10度。甘味を採るか、生きを採るか、迷ったが産直を買った。香りがよくて酸味も甘味もいい。苺は初夏のものだったのに、今食べていないと美味しい苺にありつけないなんて。
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1月28日(金)

2022-01-28 17:09:29 | 日記
曇り
●今日はなんとなく、気分が落ち込んでいる。人生重荷が在りすぎる。

2月の行事を見るために暦を繰る。節分は3日。初午は10日。初午は午なのに、なんで狐の、稲荷神社の祭りなのかしらんと思いネットで検索。穀物の神様の伏見稲荷が711年に午の日に稲荷山に鎮座したことが由来のようだ。豊作を祈り、春めいたころの祭りに明るい兆しが見える。お供えが油あげやお稲荷も面白い。狐も表に出て遊びそう。13日が第2日曜でネット句会。23日の天皇誕生日。2月はこういったところ。

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1月27日(木)

2022-01-27 16:01:57 | 日記
晴れ

●角川の広告料を振り込む。6分の1ページ、年鑑と奇数月分。

●ゆうちょ銀行の問い合わせにネットで答える。数分で回答できるものだが、マネーロンダリングがどうのこうのとか。そんなの凡々と暮らす主婦に聞いても無駄と思う。

●一日作業用シューベルトを聞く。ほかにホロヴィッツの『軍隊行進曲』1、23番を聞く。
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1月26日(水)

2022-01-26 12:39:25 | 日記
曇りのち晴れ

むらさきも白も濃く咲く冬菫   正子
節分豆のテトラパックに鬼三人  正子
冬林檎箱にあるまま匂い立ち   正子

●朝起きると道路に雨のあと。本の整理を少し。
『俳句・漢俳交流集』という白い表紙に金文字を押した本が出て来た。1993年の記録。この交流集は、北京側が出版したと思う。

北京大学から、日本学生俳句協会に招待状が来て、北京で俳句交流会を持ったもの。軸主宰だった故河合凱夫氏が団長で軸から大勢参加されている。信之先生も参加している。そのとき、息子の元に北京大学から中国語の『三国志』を贈られたのが書棚にある。交流集に登場する王新華さんはわが家にも来られたことがあるが、信之先生が指導していたのだろう、俳句らしい俳句で日本語で作られ、日本側として参加。当時松山に住んでおられた。今ほど海外との行き来がそれほどでもなかったが、俳句の国際交流が身を張って盛んにおこなわれていたと時代だと、時代に参加して思う。
『俳句・漢俳交流集』(日本学生俳句協会訪華団/北京大学東方文化研究所 1993年刊)より。
髙橋信之の句
芽吹く樹へつぎつぎ心遊ばせる
川出合うところもっとも月光に
乾杯のビールあわあわ北京大学
城を打ち空へ吹きあぐ風青し

王新華の句
落葉積むその下からの命の芽
春天の中へ黒松そびえ立つ

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1月25日(火)

2022-01-25 12:32:10 | 日記
曇り
●天気は下り坂。

●加賀の五郎島金時が配達された。直径が3センチか4センチ。思いつくのが、輪切りにして甘く煮て食べる。正月の栗の甘露煮のシロップの残りで炊いたらいい具合。思ったより、すっきりとした味。横浜に越して来て、いまいちと思っていた紅あずまの味にもなれた。舟和の芋羊羹は紅あずまとのことだが、その味も食べてすぐわかるようになった。売られている焼き芋も圧倒的にねっとり系。五右衛門風呂の置き火にくべたほくほくの焼き芋が懐かしい。
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1月24日(月)

2022-01-24 20:12:15 | 日記
晴れ
きのうより今日よく咲いて冬菫   正子
冬ばらの三日目の花ゆるく巻き   正子
冬ばらを三部屋に活けていつも見る 正子

●角川「俳句」1月号」を初めて読む。12月に届いていたはず。広告を出しているから、広告だけ確かめて、読んでいなかった。著名俳人20人の七句が並び、次に12句の数名が並ぶ。七句の柿本多映氏、星野椿氏のふたりは、俳句も文もここまで来るとあっぱれな感じ。以下の方は相応の俳句や文なのでしょうと。

●夜、東の空にいつも一等星が見える。何の星がずっと気になっていた。夜空が明るくて星が消えている。寒さを我慢して暗がりまで歩いて行くと、オリオン座が見えた。星が消えたとは言え、あのオリオンまでもわからなくなっていた。一等星はオリオンの星だった。旅行をプレゼントしてくれるなら、山岳ホテルに泊まってみたいものだ。

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1月23日(日)

2022-01-23 11:27:26 | 日記
晴れ

ふるさとの深井に寒九の水湧くらむ 正子

●「寒九の水」という言葉を全然聞かなくなった。寒に入り9日目の水は、最も澄んで薬を飲むのによいとされている、その水。一昨日だったか、ちょと塩味が強いと思いながら食べていた煎餅、食べるうち、それほど塩辛さを感じなくなって、つい、つい、手を伸ばし食べてしまった。夜中、非常に冷たい水が欲しくなった。身をふるえさせるほどの水が欲しかったので、冷蔵庫から水を取り出しごくごく飲む。このとき、「寒九の水」を思い出した。数十年前の句会、「寒九の水」が句によく登場していた。

生家では井戸水を造り酒屋に提供していた。寒くなると荷台に木のタンクを積んだトラックがやって来て、井戸水を汲ん帰るのだが、子どもとしては、ちょと見ものだった。検査をしていたようだが、中国地方では、ちょっといい水だったらしい。

落花流水試作
桜ちる空をつばめのまっしぐら     正子
ひらひらと手に降る落花みずみずし   正子
夫の背に降りし落花のみずみずし    正子
水音へ峠の桜散るばかり        正子
水音へ天城の桜散るばかり       正子
渓川の水がのみ込む落花かな      正子
桜ちる夕日に影となりながら      正子
街中の川へ祭りの落花かな       正子
幼子に桜ちる日も在りしかな      正子
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1月22日(土)

2022-01-22 14:48:31 | 日記
晴れ
身の芯を寒がらせて飲む寒の水   正子
暗がりの寒夜に覚めて窓青き    正子
冬菫ま白く咲かす地の力      正子

●栄太郎さんより電話。俳壇年鑑202年版の投句の件。
●新潟の薔薇園直送の薔薇の花束が届く。ふるさと納税のおまかせらしく、ピンクと黄色。
●山江村の栗のモンブラン、いつ食べようかと思っていたが、今日解凍してお八つに。
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1月21日(金)

2022-01-21 14:35:31 | 日記
晴れ

●美知子さんから「類想句」の問い合わせ。まず、それが類想句かどうかの判断がいる。次に、句集に含める場合はいいとして、年鑑に一句出す場合は世に誤解を招かないということがある。著名人の句の方が後に発表されたとしても、著名人ではない人の句は、取り下げねばならぬのだろうかという疑問がある。類想句でないなら強気でいくか、それでも考えて、遠慮するか。本人の気持ち次第か。信之先生に相談。「出したければ、出せばいい。」と言う。私は、「大問題になったら、応援します。」と返事。

同じ句ができる場合があるし、類想句もたくさんできるだろう。なぜ同じ句ができ、類想句ができるかが問題。俳句の宿命といいきれないのではないか。
私見としては、俳句のリズムやブレスは、指紋のように個人によってちがうのではないかということ。

だいたい、一句を声を出して、読めば、普通、13秒から14秒。俳句を英訳する場合、ストップウォッチで計って、日本語俳句と同じように13秒から14秒に収まるように、3-4-3音節を基本に英訳したことがある。この方法は誰も使ってはいないだろうし、誰も評価しないが、案外うまく行っていると思う。

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1月20日(木)

2022-01-20 12:47:22 | 日記
晴れ
凍星は空の花たり水仙花    正子
水仙の一花のゆれの風のせい  正子
冷蔵庫に葱一本を封じ込め   正子

●リハビリ。単にストレッチだけのような。



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1月19日(水)

2022-01-19 12:49:28 | 日記
曇り

麦の芽を思えば古き良き時代   正子
二十日大根洗えば水のかがやきぬ 正子
冬鶺鴒はっと飛び来てすぐ歩く  正子

●松山の労研饅頭が冷凍で届く。40個も。ふるさと納税の品を句美子がまわしてくれた。これは、なにかと便利。食事替わりに、お八つに、ほんのお返しに。酵母発酵の生地が膨らみ過ぎずに、いい具合。
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1月18日(火)

2022-01-18 11:25:56 | 日記
晴れ
●定期受診。今日は2時の予約。肺炎球菌のワクチンを打ってもらう。コロナワクチンは3月以降になるんだろう。

●ドンガの海底火山の噴火、火山灰で通信ができないらしい。飲み水が汚れていて飲めないらしい。ニュージーランドや、オーストラリアの哨戒機が様子を見に飛び立ったようだが、災害地の様子はどうなんだろう。なんの報道もない。
通信は衛星通信という。それで思い出した。尾瀬に泊まった時、家へ電話するのは、宿の電話から衛星通信だった。
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1月17日(月)

2022-01-17 11:38:03 | 日記
晴れ

均一に切りし大根煮てあまし 正子
冬満月こよい大根甘く煮て  正子
震災の夜が来て満月凍てはじむ 正子

●寒の土用入り。夕方から、部屋が冷え込んできた。外に出ると、なおさら冷たい。月は満月らしい。

●電燈のスイッチをゴミに捨ててしまっていた。いくら探しも見つからないので、もしやとひらめいた。ゴミ籠にスイッチが落ちていたのに気づかず、捨てたのではと思った。一度口を結んだゴミ袋を開けてみると、スイッチが入っていた。信之先生からは「これからは、自分の部屋は自分で掃除する。」と言われる。家に数あるスイッチが時々見えなくなる。たいていはすぐ見つかるが、どうしたものか。

●Facebookは、会社に対して疑い深い気分になっていたので、全然使っていない。けれど、今日開いてみると、1月3日が誕生日だったので、大勢から心の籠ったメッセージを頂いていた。


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1月16日(日)

2022-01-16 13:10:06 | 日記
曇り

●夜中1時半を過ぎていたか、スマホの災害アラームがけたたましく鳴った。トンガ沖の海底火山の噴火による津波の注意警報だった。日本には津波の心配はないという気象庁の予報だった。急に津波が日本に押し寄せた。空気の振動によって起こった津波とかで、今までとは違う津波の起こり方らしい。主には奄美大島、それから徐々に、宮崎、高知 静岡、茨城、三陸、北海道へ。湾は、相模湾、三浦湾、そして東京湾へと広がった。津波の高さは3mと言うが、実際は1,2mから0,9mあたり。これくらいと思うが、津波の映像を見て、凄みに驚いた。津波で漁船が転覆したり、壊れたり、沖へ流されたりしている。

●修さんと、智久さんに電話。自由な投句箱と、月例句会への投句案内と、俳誌花冠への投句についてお願いする。多分、参加されると思う。人は自分の置かれている立場というのが、意外とわかりづらい。列車の背中押しではないが、そんな具合に強気と強引さで押してゆかねば、人のためにならない。

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