俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

12月29日(土)

2018-12-29 10:54:39 | 日記

真っ暗な空と思えば一寒星    正子
寒星の浮かび出づなり黒豆煮   正子
冬晴れに広げたきもの帆と胸と  正子

俳句の大衆化を目指す人たちによって、添削教室が被害を受ける。ネット荒しも様変わりした。俳句はもともと大衆文化なのですけど。
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12月28日(金)

2018-12-28 13:10:18 | 日記

寒波来て昔の正月思い出す      正子
新暦予定ぱらぱら書きいれぬ     正子
慈姑芋青という色少し錆び      正子
きぬさやを笹の葉として買いにけり  正子
樽酒の杉の香りに年暮れぬ      正子
牡蠣ありて歳晩来れば白ワイン    正子
正月の山葵セロファンにくるまれ   正子


奥田稔さん11月23日に92歳で逝去の通知。お悔みの手紙を出す。生前葬で、香典供物を固く断られてる。奥田稔財団も立ち上げられている。アレルギー学会の会長をされた。花冠には12年ほど前に入会されていた。

伊豆の智久さんより、ご自身が育てた山葵が届く。これは、正月に来る子どもたちを喜ばせる。子どもたちも智久さんを実際知っているからこそだろう。

薬の処方箋をもらいに病院へ。病院は7日まで休むのだから、この前四週間分渡してくれれば、年末病院や薬局をうろうろしなくて済む。四週間分頼んだのに無視とは。気が利かない病院なのだ。老人だって忙しい。一方、この時期読書三昧の方がいる。うらやましい限り。暇なしは貧乏のせいなんだろうが。

「俳句四季」の、1年分購読料払い込む。11000円。

2019年の博文館の日記帳を買う。これは俳句手帳用。整理にはこれが私には一番。

「俳句添削教室」に松山の「俳句ポスト」、「プレバト」のタレントの作った句をそのまま投句している。現花冠会員の方は、「俳句添削教室」を通して俳句を作り、花冠に参加しているが、この現象をどう思うだろうか。この現象、俳句の在り方として、根は深い。当分俳句添削教室は休止するのが、ベターと判断する。
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12月27日(木)

2018-12-27 11:54:55 | 日記

信之先生今年最後の病院へ行く。薬のせいのかゆみで皮膚科に通ったが、今日で終了。

今病院はシステム化されている。これが、高齢者には、便利とも思えない。名前も姓だけ呼ぶので、姓名を呼んでくださいと、職員にいつも頼むが、鼻先で笑って、実行されない。これで誤診が起こったのだから、システム化しているようでも、完全にシステム化されているとは言えない。人を間違えないよう、よく考えた手順を考えてもらいたい。それに、診察室では、医師は、大抵、患者の顔を見ないで、パソコンの画像だけ見ている。大勢なので、人の顔も区別できないのかもしれないが。

俳句総合雑誌を読むと、理由は絞れないが、憂鬱になる。励みなんてならない。新しい年の1月号でも同じこと。購読必要があるのかといつも思うが、みなさん、面白いのだろうか。
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12月26日(水)

2018-12-26 09:24:52 | 日記

柚子風呂の柚子を掴むや香がたちぬ   正子
柚子風呂の波立つ波に柚子寄り合い   正子
「晴れ姫」の名のある蜜柑心晴る    正子
歳晩の礼にと送る花布巾        正子

◯「俳句四季」1月号届く。
 「俳句」1月号届く。
明日より寒波来襲の予報。

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12月25日(火)

2018-12-25 09:59:57 | 梅林

クリスマス光しずかに朝の空   正子
赤絵小皿正月食器に買い加え   正子
ひとつ梅の祝箸をば買いにけり  正子
屠蘇散と注連飾りありひとふくろ 正子
羽子板に乗りし亥年の猪贈る   正子
一刀彫のいのしし金泥目と鼻に  正子

一刀彫の猪がわが家に本棚にある。吉備津神社の名がある。亥年生まれの句美子に妹のあさ子が贈ったものらしい。吉備津神社には実家の祖先が祀られていることもあって、しばしば行くようだ。

世界文学全集100冊。古書店も見向きもしない。いずれ処分しようと、奥の間からついに玄関に出して積んだが、先日5歳の孫が来て、妙に興味を示して、一冊とって中を見ようとしている。で、捨てるわけにはいかないな、と思いなおす。年末になったが、片付かない家になる。
 
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12月24日(月)

2018-12-25 09:50:06 | 梅林

夕方、急に冷える。ところが、夜10時頃になると、それほどの冷えは感じなかった。これは明日あたたかいということかも。

冷気急クリスマスイブの灯が青し   正子
歳末の冷蔵庫にあり柚子十個     正子
今わが家シクラメンのみ薄くれない  正子
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12月23日(日)

2018-12-23 11:48:54 | 梅林

玄関のシクラメンに斜めに灯    正子
からし蓮根悪童なりしらに食わす  正子

正月の買い物に横浜そごうへ。
カレンダー、注連飾り、額縁、鳩居堂の葉書、ゲーム、お菓子など。
アップルパイを作る。

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12月22日(土)冬至

2018-12-22 16:57:09 | 梅林

◯ネット短信No.378号発信。来年度会費の納入依頼等。

◯冬至。柚子湯の柚子は、妹よりのもの。
◯蜜柑高騰。林檎が安いので、ひと箱9個入り500円のサンフジを買う。これが美味しい。

◯土曜で仕事が休みなので、パソコンの仕事をする。じっくり腰を据えないとパソコンの仕事ができない。
◯「角川俳句」に来年より花冠の広告。年鑑と奇数月。これは、「俳句界」の12か月分。
来年1月号より12月号まで角川俳句と俳句四季を購読。

◯年賀状用の俳句
朝寒し木彫の猪の目を低く    信之
猪の一刀彫に年新た       正子
猪に出逢いしを詠み登山家たり  正子
故郷の発信猪が柿を採り     正子

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12月16日(日)

2018-12-17 10:32:34 | 日記

柚子・南天・山茶花ありぬ一つ庭/正子

●孫のクリスマスプレゼントを買いに、ランドマークタワーのレゴショップに行く。
息子と孫が車で迎えに来て、信之先生も出掛ける。早く着きすぎ開店前だったので、山下公園通りや桜木町あたりをドライブしてくれる。久しぶりのこの界隈だ。孫に停泊している氷川丸を教える。あれは、煙突ってなに?とか、あれはどうして動かないのか、など言ってくる。
レゴのポリスステーションを買った。タワーのなかの鮨屋で昼食。孫の好物は、鮨と蕎麦だという。お子さまメニューでなくても食べれるよと。水を出されたが、お茶をと。こういうところは息子とあきれるほどそっくり。
帰宅して、一服。息子のギターの調律用のハーモニカがでてきたので、テーブルの上においていたら、孫が、興味を示し音をだしている。吹き方をちょっと教えると、「かえるのうた」が吹けるかと聞く。それで、ひらがなで、譜を書いて、渡すと、初めの「どれみふぁみれど」まで吹けるようになって、そのあともとぎれとぎれに練習している。ハーモニカをもって帰るから、ちょうどいい袋がないかという。ホビーラの余り切れで縫った小袋があったので、ぴったり。喜んで持って帰る。

我が家に来て孫のひとつ楽しみは、身長を計ること。柱に、測った日と高さを書いたテープを張り付けているが、今回は、117センチ。数も100まで数えれる。玄関に積んである世界文学全集を見て、数えてみようと数える。ちょうど100。驚く。なんで本がたくさんあるのと聞く。
一年ぶりに着たので、世界がずいぶん広くなっている。「じゃ、お正月ね、。」と言って帰る。そして思い出して、あともどりし、あと何日したらお正月なのときいてくる。「20にちだよ。」


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