曇、小雨。
萩に置くおびただしいまで雨の露 正子
山鳩の移り鳴くなり秋の雨 正子
●「おもかげをさだかにしたり白桔梗/細見綾子」(西垣脩氏の忌)
桔梗の俳句を検索していて上の句に出会った。西垣脩は、松山高ゆかりの詩人であり、俳人であるが、氏について文献や書物で調べたとしても、東京で交友関係のあった例えば、俳句では角川の編集長だった鈴木氏や沢木ご夫妻や詩人では大岡信氏などの方々がよほど氏について詳しいと思う。残された書物から知るのは限りがある。送り火の今日この句に検索トップで出会って、ぎょっとした。こちらに寄ってくれたのかとも思った。死後何年たったのだろう。志げ子夫人も亡くなられているかもしれない。西垣脩は、詩人としての評価のほうが高いかもしれないとこの頃思う。
●ネット短信379号を出す。俳壇9月号送付の案内。369号は、1月4日発信。
●急に涼しくなる。きのう夕方句美子の俳句の相談にのったあと、夜テレビの「ぽつんと一軒家」を見ていたが、寒気がするので、早々に床に就いた。毛布と布団を掛けてちょうどよく、やはり微熱。今熱が出るとコロナを疑われてまずいと思っていたら、今朝は熱が引く。多分神経の疲れ。
●句美子の俳句の原稿、信之先生に点検してもらう。よろしいとのことで、一件落着。
●整形外科へ。投薬とリハビリ。立ち上がる、座るの基本の動作がだめらしく、これが、痛みを引き起こしているので、リハビリで直している。立ったり、座ったりは人間の基本なのに、いつからこうなったんだろう。
エディロールというルビーのような骨の薬、日本中で品薄になっているから、早めに薬をもらうようにとドクターの指示。