曇りのち晴れ
●起きてすぐ外を見ると雨が止んでいる。晴れるかもの期待が膨らむ。夕べ工夫して雨がかからないよう物干し竿をベランダの奥深く移動し、それに洗濯物を干して寝た。朝、洗濯物はかなり乾いていた。我ながらいいことを思いついたと思った。
●今朝の「朝日」の「声の欄」に66歳の女性の「政治家の評価、歴史研究待って」を読んだ。安倍元総理の国葬を行うことについての意見だが、女性もここまでしっかり意見が述べれるようになったのだと、感慨深いものがあった。
イギリスではジョンソン首相が国会で嘘の説明をしたことも一因となって辞任することになった。私が学生時代にイギリスの格言として習った「Honesty is the best policy.」がイギリス人の中に尊重されていると思われる。アメリカではどうかと言えば、私が小学一年生のとき「ワシントンの桜」として聞いた話がある。それは、日本からワシントンへ桜を送った話ではなく、ワシントン大統領が子どものころ「この桜の木を伐ったのは誰だ」と問われ、正直に自分であると名乗ったという逸話。ここでも正直の大切さが言われている。
日本の国会はどうか。森加計学園問題で、安倍元総理の答弁に118回の嘘の答弁があったと言われている。このことをはっきりさせるよう、つまり真実をあきらかにするような意見がネット上にあると、それは極左翼であると言われている。ネット上であることを考慮にいれても、えっと思わざるを得ない。ひょっとしたら、日本人のかなりが、日常嘘をついているのだという結論が導かれる。私は気をつけなければと。たしかに、地球上には、嘘やだますことが普通の国もあるかもしれない。こうなると、わが身の振り方がわからなくなる。