俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月28日(日)

2021-11-29 09:44:37 | 日記
快晴

●朝食後、アップルパイといなりずしを作る。作っておく。夕方、句美子が来て、半分持って帰ってくれた。今日は昼の薬を飲んでないとか言ってコートのまま20分ほどいて帰る。

●金蔵寺の裏山の西側から2丁目にでる山道を歩いて日吉商店街まで行った。山の端の木の幹に「ナラ枯7体」と書いたピンクのビニールテープが巻かれている。楢が7本枯れたというということか。人が通った気配がない。落葉が降り積もっている。

山道を登りきると普通部のグランドに出る。グランドの芝生は枯れて踏みしだかれている。ここまで歩いて2000歩もない。慶大のネッスルハウスのある住宅地を抜け、街を丹念に歩くとauショップがあった。前々からUQモバイルに変えようと思っていたので立ち寄った。店内のポスターにUQに加入の条件が2つ書いてある。その条件では乗り換える気にならないので止めた。テレビの広告ではわからなかったこと。その足で東急でお歳暮を送って帰る。帰りは電車。電車2分。



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11月27日(土)

2021-11-27 08:35:05 | 日記
快晴
落葉掻く匂いをたたせ園丁ら  正子
雪の富士半身雲に消されけり  正子
ふり仰ぐ黄葉うずまくごと空へ 正子
 

●11時前5丁目の丘へ。雀の群れに久しぶりに遭う。昨日見た2羽の鳥はアオジかもしれない。林の落葉が髪が抜け落ちるように舞い落ちる。樹齢何年なんだろう。桜の幹にビニールの標。幹の周り3m弱くらいに見える。

●ごく小さい稲荷神社が見晴らしの良い5丁目と高田東の境に出来ていた。名前はない。象と獅子が彫られている。

●なには、さておいて、今日は、7月から11がつまでの自分の句を推敲。職を退いて今日で1週間。ペースをつかむのに11月末までかかりそう。

●水曜日来、深夜に美味しいものがなくなる。山口外郎の外箱や包んだ紙が散らばる、アイスクリームがひと匙だけ残してなくなる。あまおうのムースのケーキが箱だけになる。小さい物音でも起きる私だが、全く気付いていなかった。
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11月26日(金)

2021-11-26 09:29:45 | 日記
快晴
冬の日にしらしら光樅の幹    正子
樅の枝の緑かがやき冬の晴るる  正子
寒禽と吾のほかにはいぬ林    正子

●5丁目の丘へ。屋敷林には相変わらず鵯がうるさいほど。民家の迎春花の中に四十雀が数羽。初めて見る小鳥2羽。鵯のねぐらになっていると林に、樅の木が2本あるのに気づいた。枝を思い切って落としてある。快晴なのに、富士山は雲がかかって見えない。

●ぶり大根をヘルシオで炊く。ぶり大根の名前がごちそう風なので、作ってみるが、ちょっとぶりの匂いが気になる。ぶりに熱湯かけたり、生姜をいれたりするが、やっぱり匂いが気になる。養殖のせいかもしれない。

●2021年正子の書付俳句を集める(1月1日~11月25日まで。)時間をみて、推敲することにする。何句採れるかが問題。誰のために生きてんだって、思う。

1月
正月の日がしずかなり誕生日     正子
北窓にありてかがやく冬すみれ    正子
コーヒー豆挽いて芳し三が日     正子
墨をするひとつの仕事寒の入  正子
櫟の葉枯れたるままに日を返す 正子
公団に道々の枯葉踏み訪ぬ   正子
七草のセットに蕪の白さあり   正子
風の日の店に伊予柑売り始め   正子
金柑の大粒にして売られけり   正子
松過ぎの風の凍てしも心地よき   正子
寒晴れにガラス戸の部屋丸見えに  正子
ほうれん草茎の明るさ求め買う   正子
松過ぎのまだかたくなに梅蕾 正子
ホースの水流れしままに氷つく 正子
 句美子より誕生日に
冬薔薇の赤の深みを見て飽かず 正子
アルプスの雪嶺見ゆまで坂のぼる 正子
寒禽の重さに枝の揺れづめに   正子
寒晴の空にさみどり辛夷の芽   正子
栴檀の実が金色を失えり     正子
冬深し鳥飛ぶ波形空に見て    正子
寒禽は留守らし藪のしずかさは  正子
蝋梅に朝日もっとも射している 正子
蝋梅の日に透け花の色かろし  正子
冬晴れに声を響かす四十雀   正子
紅梅に寒き風あり道尽きて
紅梅に寒き風あり野がひらけ
万作の枯葉密なり落葉せず     正子
東風吹くと顔あげて見る風の色   正子
枯木より明るさ生まれ風生まれ   正子
水深く浸けて生かしぬ冬の薔薇 正子
球根の芽にふりかかる寒の雨  正子
寒竹林ちらちら空の青がもれ  正子
石段の濡れてころがる落椿   正子
やぶ椿空から光り受けており  正子


2月
葉に残る塩味あわし桜餅    正子
塗椀に息立つごとく三つ葉芹   正子
満月のずっしり重く冬終わる   正子
立春の湯をたぎらせて紅茶淹れ 正子
立春の真昼お客の誰もなし   正子
立春や『犬の気持ちが分かる本』正子
沈丁花固き蕾の待たれける     正子
椋鳥の頭の汚れしも暖かし     正子
枯芝の水漬いて青き若き草     正子
手袋に銀の刺繍や老婦人       正子
外に出れば春の霙のますぐ降る    正子
春浅き夜の電車に皆スマホ      正子
枝垂れ梅枝の通りに花蕾     正子
寺山の麓椿のこちら向き     正子
藤棚の格子の影のあたたかし   正子
 金蔵寺3句
風光る桜木みずをめぐらして  正子
白梅の蕾無数の納経所     正子
黄水仙束ねて売りぬ納経所   正子
電線に連雀番う二月かな      正子
五分咲きの梅の真白さ生きいきと  正子
野梅の香マスク通してツンと来ぬ  正子
白梅の蜜吸う目白白にまみれ    正子
白梅の古木となりし納経所     正子
枝垂れ梅地に触れそうに咲きなだれ 正子
蛇口に置く桜一枝満開に   正子
産直の菜ものに混じり桜の枝 正子
桜の枝はやくも持ちて電車内 正子
一日のあたたかさ得て桜散る    正子
砥部焼に挿して桜の濃き色よ    正子
梅散りぬ花びら真白に地をうずめ  正子
電線にはるか見て鳴く春鶺鴒 正子
鶺鴒の白色春の空に溶け   正子


3月
白壁のあかるさ白れん咲き始め 正子
木蓮のわさと咲きたり曇空 正子
店頭に一輪むらさき都忘れ 正子
海棠の蕾をつつみ雨しずく 正子
一輪の桜咲くなりみずみずし 正子
一輪の桜蕾の濃き紅色    正子
黄みどりの桜蕾の尖る空   正子
農協の玻璃をふさぎて花辛夷  正子
柿芽吹く烏ほおじろ共に枝に  正子
海棠の蕾つぶらに雨のあと   正子
朝桜蕾に紅の色が見ゆ    正子
桜蕾枝いっせいに紅を帯び  正子
古きよき甍を春の日がすべる 正子
包帯で親指守る日桜咲く       正子
四十雀初めの小節柿の木に      正子
雨あとの春日水のごとく透け     正子


4月
駅まではからすのえんどう花盛り 正子
くれないも白も吹かれて花水木  正子
山藤に花房はやも留守の家     正子
新緑にはるかな友を祈りけり    正子
若葉して鳥の模様の浮き立ちぬ   正子  
新緑の欅の高さに教会も 正子
おがたまの花に雨粒ころがりぬ   正子
ラベンダー乙女ならずも嗅ぎにけり 正子
王配の喪中に買いぬラベンダー   正子
鳴きおえてまっしぐらなり初燕   正子
つばくらめキー打つ合間野に出で来 正子 
朝烏からすの豌豆実をつけし    正子
初燕水道工事の水が噴き     正子
燕来て夜の冷えたる二三日    正子
新緑となりてそびえぬ桂の木   正子
つばくらめ連れ立ち飛べることもあり 正子
つばくらの声のまとまる屋根瓦    正子
春昼の家内に文庫の背が光り     正子
夕暮れて灯の下さばく桜鯛 正子
桜鯛鱗の青の潮しずく   正子
麦秋の大家族なりみな若き 正子
鯛めしに小さきながら桜鯛     正子
百合育つ葉脈まるで笹の葉よ    正子
薔薇垣に沿いて薔薇の香おもいきり 正子
白さゆえ夜も匂えり花蜜柑    正子
鳥籠のごとく網かけさくらんぼ  正子 
風無尽アカツメクサの野がありて 正子


5月
つばくらめ胸の白さを朝の日に  正子
ライ麦のみどり青かりわが背越え 正子
ミニ薔薇に朝露置くも小さかり  正子
新緑の銀杏並木に海近し 正子
ライ麦の青き穂先に空が透け   正子
しなやかに空を打ちたり栃若葉  正子
吹き荒るる風に白薔薇はげしき花 正子
昼顔に風強まりぬ眺む間に 正子
薔薇散れり微光の空を後ろ盾    正子
朝よりの風は休まず昼顔に     正子
遠目にも薔薇の散るさま見えており 正子


6月
鉄砲百合群舞のごとくすくと立ち  正子
若鮎のそばに小鮎の売られけり   正子
梅洗う清水のごとき水道水     正子
雨かかりながらはじめて百合ひらく 正子
かたむきて開く朝の百合であり   正子
青梅の中に紅濃く色づくも     正子
腰かけて傾く黄百合をガラス越し 正子
梅雨の灯に解かれいたる書生縞  正子
曇たる未明を咲きぬミニ薔薇   正子
青梅の黄ばみつつ沈みつつ漬かる  正子
緋めだかの細きも浮いてきたりけり  正子
紫陽花のうすき水色晴れ予報     正子
肩までに百合の丈伸びまだ蕾     正子
咲き初めし梔子けさを純白に    正子
実南天出合い頭にすずしさを    正子
あじさいの毬やや錆びてピアノ鳴る 正子
シーダーに夏鶯の長鳴ける 正子
山畑のすずしさ雉鳩啄みて 正子
若竹のみどり濃くなる雲放ち 正子
夏霞鉄塔ばかり光るなり   正子
夏燕影を落とさず飛ぶ高さ  正子
六月の空を航く灯の明滅は  正子
菜種殻雀すがればたわむなり   正子
蚯蚓の句師の句なりせば彷彿され 正子
五月闇りりと鳴くもの土におり  正子
尾をふりつつ鳴く老鶯のうまし声 正子
夏至の日や海風吹かばと思いけり  正子
夏至の午後はやばや酢飯作り置く  正子
西瓜切れば三角形の立ち並ぶ    正子
しろがねの朝の雲へと立葵  正子
老鶯を切っ先に止め避雷針  正子
若竹のほどけし緑朝日受け  正子
朝顔の未明の空とおなじ白      正子
梅洗う梅ひとつぶずつに銀の水    正子
梅雨夕餉小さき皿の菜(さい)並べ  正子
乱雑というべく咲きぬ白き百合    正子
百合のしべ臙脂色もて汚すなよ    正子
焼き鮎に塩の白さの残りたる     正子


7月
ひと窓をカサブランカの白が占め 正子
月桃の花を見しより海思う   正子
水あたらし目高に泳ぐ速さあり 正子
炎暑来て薔薇けなげに花咲かす 正子
青紫蘇を数枚もいで胡瓜もみ  正子
遠蝉の声みんみんの声ばかり 正子
熊蝉を鳴かせて楠の一大樹  正子
白芙蓉・槿に出会う道一筋  正子
オリンピック始まる空に夏満月 正子
土用入りハムと卵とよく冷やて 正子
桃食べむ種快くはずれ     正子
肌白き桃の名にある「清水」の字 正子
三角に西瓜を切れば水あふれ   正子
入道雲空水色をを広げたり    正子
炎天に鳥口笛を吹いて鳴く    正子
朝涼の卓にピザのあつあつを   正子
切花の夏菊いきいき売られけり  正子


8月
打ち重なる蓮の花びら空掬い 正子
カーテンのレースが翳り晩夏かな   正子
晩夏の日差し物干し竿の金属に   正子
晩夏かなレモングラース湯に香り   正子
鶏頭の赤き色あり盆の花    正子
黒葡萄ぎっしり露けき藍をおび 正子
ガラス窓巡るわが家に盆の雨  正子
盆休み無人のあかりの郵便局    正子
朝の卓パンに無花果添えにけり   正子
出窓打つ盆の雨音定まらず     正子
萩に置くおびただしいまで雨の露 正子
山鳩の移り鳴くなり秋の雨    正子
薔薇の実の色づきはじめ秋暑し 正子
布袋草うす紫を日に透かし   正子
夕立の雨粒白しわが家まで   正子
秋の雲かるく浮きたり日の出前 正子
赤とんぼシャツ干す前を水平に 正子
行きて戻る光まみれの赤とんぼ 正子
満月を見上げて帰途へ別れゆく 正子
詰められて酢橘青あおあおパックに透け 正子
秋暑しおこわの栗のほの甘し     正子
浜梨を大袋に詰め農協らし      正子
暑に耐える西瓜の水を恃みつつ  正子
みんみんを聞きつ死に蝉掃きて捨つ  正子
扇風機回るとき羽の無色なり    正子


9月
  句美子の誕生日。
目覚めるや秋冷まとう誕生日 正子
鶏頭も朝顔も子の誕生日   正子
朝顔のひと色咲きて誕生日  正子
夜々鳴ける青松虫に慣れてきぬ   正子
曇たる夜もりんりんと青松虫    正子
見送れる子が振り返る虫の夜    正子
草の実に雀らたのしげに群るる   正子
病棟の空に秋雲いろいろと     正子
まとめ売るししとう・蓮根・枝豆と 正子
25.青ぎんなん雨の落とせる一顆なり
26.木犀の香の濃くなりて花に遇う
27.見送れる子の振り返る虫の
青みどりの艶がうれしさ青蜜柑   正子
青ぶどう老いたる指がもぎて食ぶ  正子
中包みの和紙あたたかし秋の昼   正子
秋晴に見ゆるものみな晴れ晴れと 正子
秋晴の日を存分に干せし衣に  正子
秋晴に書を片づけることをまず 正子
病院へ踏みゆく芝に露深し   正子
芝露のきらきら遠くまで広場  正子
満月の夢見るごとく虹の暈   正子
咲きだして自ずを束に曼珠沙華  正子
純粋の赤の燃え立つ曼珠沙華   正子
 表参道の裏道
噴水に水なきときや秋日和    正子
秋冷に山鳩ふいに鳴きはじめ   正子
秋冷に目覚めて聞こゆ荷を引く音 正子
栗の艶失われつつ店頭に     正子
桃買いぬ養生食として二つ     正子
秋の街暮れゆくときの孤愁の香   正子
どこ産の秋刀魚かと聞く男の子なり 正子
朝顔の蔓に枯れ色みえはじめ   正子
朝顔の紫濃ゆし咲き残り     正子
さつま芋二個の重量分けくれぬ  正子
朝焼けのひとときありぬ芋畑  正子
酔芙蓉白と紅とが分かつ朝   正子
露草の青の散らばる貸農園   正子


10月
30.秋夕べ芋の葉半分ずつ陰り
28.流れ吹く風に流され花芒
29.駅前に白がゆかしき貴船菊
渡り蟹まっかに茹り朝の家事   正子
渡り蟹記憶よみがえりつつ茹でる 正子
ガスの炎も灯もあわし栗を煮る  正子
階上の人引っ越してしんと秋  正子
新米のむすびまん丸胡麻を振り 正子
新米に大根なますのお菜のみ  正子
菊の葉の色濃き上を水流れ  正子
提げて持つ袋にずっしり里芋も 正子
秋野菜こまごま買いぬ直売所 正子
鉦叩小菊の蔭に打ち続け     正子
秋薔薇の小さきものも皆澄みぬ  正子
渋皮煮あじわうときの灯がうすし 正子 


11月
秋の陽に当てし布団のすがしさよ  正子
秋の夜のふっと清しき布団の香   正子
新あずき重さほどよき袋詰め    正子
日当たりて菊の匂いの麓より    正子
菊の香の日に立ちあがる清しさよ  正子
青空に雲あり菊の香が立てり    正子
えご黄葉脩先生は花を詠み     正子
雨後の陽が差しきてえごの黄葉照る 正子
二切れの大根ま昼間ふろふきに   正子
電気店照明器具に冬灯       正子
クリスマス絵本の光このコーナー  正子
小鳥来て桜の枝の裏がわに     正子
雪降るを見せず雪嶺の確とあり  正子
鵯の鳴く声ばかりのさびしさよ  正子
山茶花の白が増え咲けく丘の家  正子
花束のままの冬薔薇ぐんと咲く 正子
冬満月金の軌道のあるごとく  正子
冬満月頭上に小さき輝きを   正子


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11月25日(木)

2021-11-25 11:00:06 | 日記
快晴
●朝は冷え込んだが、昼間は暖かい。

●子供の英語絵本を出している出版社を調べると、Harper Collinsのが良さそう。
レベル分けされていて、話の内容も面白そう。絵はいい絵もあるが、いまいちな絵もあるが、それも欧米の感覚を知る一端なのかと思う。
Puffinn BooksやLadybirdはちょっと古い。もう少し大きくなってクラッシクに馴染むようになればいいと思う。大学の出版2社は堅いかな。

●有花さんが永観堂に行った句を投句している。私が永観堂に行ったのは2月。銀閣寺の山に上がって、哲学の道を歩いて法然院のちらほらの椿を見て、永観堂に寄って、南禅寺まで行って、それから平安神宮の桂の樹を見て、京都大学まで歩いて帰ったと思う。

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11月23日(火)

2021-11-23 09:56:55 | 日記

●勤労感謝の日。晴れてもよさそうなのに曇。

●花冠366号の雑詠の選と巻頭抄を選ぶ。中には添削の必要な句もかなりあって、ほどほどに疲れ、肩が凝り始めた。自分の句が後回しになっている。明日早く起きてまとめることに。ま、それでも少し進んだので、今日はよしとする。

●11時ごろ5丁目の丘へ。結局この道が好きなのだ。尾根というものでもないが、丘の一番上を横に走る道。今日は四十雀がたくさんいた。朝顔の垣根にも入り込んでいる。丘から石段を十段ばかり下ると公園の一番上になる。桜、欅、椎などがある。椎の暗がりと欅の枝を行き来する鳥がたくさんいる。四十雀より小さい。遠目には茶色っぽく映る。見ようと思っても樹のなかに入り込んで見えない。あきらめて15分ぐらい立っていると、すぐ目の前の葉を落とした欅の枝に現れた。何羽でもやって来る。目白だった。

●葉牡丹がたくさん花屋に並ぶようになった。今年は葉牡丹をセンス良く植えたい。葉牡丹の魅力的寄せ植えの仕方をYouTubeで見る。葉牡丹は存在感があるので、斜め線で動きを出すとよく、グリーンを混ぜて高低や線でリズム感を出すといいとのこと。ついでに、柚子大根の作り方もYouTube で見る。YouTubeは素人の達人のせいか、テレビより身近なリアル感がある。
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11月22日(月)

2021-11-22 10:18:23 | 日記
曇のち雨

●夕べから降り出した雨。今朝はあがっているが、夕方には大雨の予報。

●YouTubeを見ていて、世の中の真相をどのようにして明らかにしていくかと言うジャーナリストの話を聞いた。社会現象を社会学だけでなく、政治学からも見るべきだという。注目は某省の機密費だという。推理小説的に面白い。某省に限らず、俳句の世界も、マスコミが参入しているので、裏は笑うほど推理小説的かもしれない。どうでもよろしいが。
「現代俳句」11月号の黒田杏子氏の「『証言・昭和の俳句』聞き手の証言」
で、笑うところがある。偉い女性俳人の二人の話にして、ある人物が自分を語るのに、レトリックで語っているのに本当・本質が見抜けていない。

●雨の中、柿や林檎が届く。府中の妹から。柚子、レモン、椎茸、唐辛子、青柚子胡椒が入って、自分の家のもの、地元産のものいろいろ。林檎と柿はかなりの不作とのこと。

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11月21日(日)

2021-11-21 10:11:30 | 日記

花束のままの冬薔薇ぐんと咲く 正子
冬満月金の軌道のあるごとく  正子
冬満月頭上に小さき輝きを   正子

●昨日夕方便で、句美子からの薔薇の花束が届く。赤とピンクベージュ。新潟の薔薇農家からの直送便。花束のまま椅子に置いていたら、今朝は一回り大きく花を開いた。今日はバケツのたっぷりの水に。

●お歳暮が届く。思わずカレンダーを見たが11月。曇で薄日が差す天気のせいか、さほど違和感はない。飛騨牛の冷凍、在り難く。

●昨夕、本阿弥書店の黒部さんにアンソロジー参加の旨のメール。土曜日というのに、すぐ返信があって、「たいへんうれしい。」と書いてあった。ほんとに、みんな苦労があるんだ。「ピンチはチャンス」、然り。

●秀之さんに今朝電話。外出らしい。メールでは済ませられないことがある。


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11月20日(土)

2021-11-20 11:51:17 | 日記

●昨日、夜10時ごろ月は満月だったのか、頭上真上に輝いていた。夕方6時過ぎには部分月食だったらしい。見れなかった。

●今日から、花冠366号の編集に取り掛かる。1月号上旬発行予定だが、12月下旬には発行にこぎつけたい。
信之先生、正子の句の整理が遅れている。今日はこれから。

●秀之さんが本阿弥書店の精選アンソロジーに参加の旨の返事を今朝もらう。原稿締め切りは12月10日。あと20日。少し遅れて25日。



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11月19日(金)

2021-11-19 11:46:05 | 日記
晴れ
雪降るを見せず雪嶺の確とあり  正子
鵯の鳴く声ばかりのさびしさよ  正子
山茶花の白が増え咲けく丘の家  正子

●今朝、インフルエンザの注射痕が腫れてかゆみ。2,3日経って症状があらわれるとは。

●10時過ぎ、5丁目の丘へ。富士山はかすんでいるが、雪嶺が見える。児童公園の楓や銀杏が坂道を異国のように彩っている。いつも見慣れている場所なのに、反対側から上ったときは、見知らぬところに来たと思い、あわてたことがあった。ほんの少し下ると、石垣を積んだ上に菜園があり、切りったった崖のような感じになっている。どんと落ち込んだところに次の畑がある。ここが愉快とも思える景色。

●今朝は鳥は鵯の声ばかり。全然ほかの鳥がいない。鴉さえ。

●朝起き出しがたく、布団のなかで、寝ぼけ眼でトルストイの「幼年時代」をぱらぱらする。ドイツ人がいて、ドイツ語を話している。それを子供が理解している。当時はどうだったんだろう。

●今日で退職。厳密には明日まで会社に籍がある。ノイズを入れた人からプレゼント。これは、これは。思いがけず、アルバイトの学生二人、そのほかの人たちから商品券だの、小さい花束だの、美容クリーム、お菓子など、いただいた。今日で仕事を辞めるという気分ではない。いつもように働いて、明日また、仕事に出て来る感じ。でもさらば。
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11月18日(木)

2021-11-18 12:45:02 | 日記

●明日で職場を退職する。去り際はさりげなく、きっぱりとを心がける。幸い、ほどんどの人が退職するのを知らないようで、雑音も一人のノイズぐらいのようだ。木曜日シフトの人たちへの挨拶を済ませた。

●曇りなので、冬らしい。こんなうす暗い天気も、また、いい。
コロナのせいで、輸入の貨物便の混雑でクリスマス用のおもちゃや洋書など品薄らしい。上空からの港や空港の様子をテレビで見ると、混雑している。

日曜日アマゾンに頼んだ児童洋書は、パソコンを再操作しなおしているうちに、65円値あがった。本は翌日手元に届いたが、CDはまだなのだ。

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11月17日(水)

2021-11-17 09:59:37 | 日記
晴れ

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11月16日(火)

2021-11-17 09:08:13 | 日記
晴れ
電気店照明器具に冬灯       正子
クリスマス絵本の光このコーナー  正子
小鳥来て桜の枝の裏がわに     正子

●病院のついでにくまざわ書店に立ち寄る。子どもの本コーナーは、クリスマス絵本であかあかと輝いている。目を瞠る。『赤毛のアン』の完訳があったので始めを読む。始めの文章は覚えているので、思い出しつつ読むと、やっぱり、lady' s eardrops が訳されていない。これを訳した本をまだ見ていない。ブラウニングの引用の詩がえらく古典的に訳されている。『赤毛のアン』の翻訳が気になる。

●ハート内科へ。甲状腺癌の経過も一緒に診てもらえるよう、伊藤病院からの紹介状を渡す。一生飲まないといけない薬なので、表参道までは遠すぎる。

医者から、「あなたはよくわかっているので、手がかからなくていい。」と言われた。手のかからない患者らしい。検査を受けて薬をもらっているぐらいの感じ。

●インフルエンザの予防注射を受けた。病院ではインフルエンザ・ワクチンと呼んでいた。

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11月15日(月)

2021-11-15 09:38:36 | 日記
曇のち晴れ

●新しい印刷機は、パソコンとWiFiでつながる。パソンコンが不調で、WiFiがつながらないと印刷できない。きちんと整っていれば、快適に印刷できる。今日、買って初めて実用となって、手紙を印刷した。さすがにきれい。

お金が高いものは、それだけ精密なのか、少しの不具合も受け付けない。全く完璧でないと使い物にならない。比べるのもなんだが、宇宙ロケットが、微細と思える不具合で発射が延期になったりしている。これもそうなんじゃない?
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11月14日(日)

2021-11-14 12:17:11 | 日記

●11月月例ネット句会

●昨日夕方、パソコンのトラブル。電源が落ちないので、2回バッテリーを外した。一晩寝ているうち自動修復するかもしれないと触らないようにした。

朝、電源を入れると、画面に英語がびっしり。フォニックス セキュア・コア テクノロジー なんとか。ちょっとパニックになったが、しばらくしても画面が消えないので、英語の辞書を持ち出して、意味を探った。フォニックスって何。セキュアコア技術のあいうえおって言う意味かも。ファンクションキーの操作がならべてある。F10がよさそうなので勘で押すと、自動修復画面が出てほっとした。けど、次には修復できませんでしたの画面。そして「再起動」するか、「詳細を見る」かの選択画面。再起動しても、また修復できませんでしたとなるだろうと予想して、「詳細を見る」を選ぶ。すると、いろいろ選択するのが出て、「電源を切る」が見つかった。これをクリックして電源を切った。次に電源をいれると、直っている。

今日のネット句会を来週に延ばすことを考えていたので、少しはほっとした。ところが、WiFiが繋がらない。今度はWiFiのコンセントを抜いてリセット。でも、ダメ。ガラス戸を開けたり、襖を開けたり、カーテンでさえぎらないようにといろいろやってみる。しばらくWiFiの機器の点灯を見ていたが、それが落ち着いていないのだ。がまんして待っているとようやく落ち着いた。それからWiFi が繋がった。これで今日の句会は事なきを得た。なにしろ家には相談する人がいないので、自力でやらなければならない。

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11月13日(土)

2021-11-13 11:01:56 | 日記
快晴

●朝9時ごろ5丁目の丘へ。今朝は富士山の方角は霞んでいるが、真っ白な雪嶺の富士山が見えた。雑木に、今日はオナガはいない。鯛ヶ崎公園に下りると桜の木にチチと鳴く鳥。ちょっと見たところ四十雀に見えるが、鳴き方からコガラかもしれない。桜の葉はほとんど散ってしまって小鳥がよく見える。

●俳壇のアンソロジーの件で秀之さんに電話。昨日メールを送って返事をもらっていたが、メールだけで済ませるのも、どうかと思った次第。

●小野京子さんに返事。小学校で俳句を教えておられるとのことなので、句美子の句集『手袋の色』と、花冠No.365を送る。
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