雨、夜あがる
●ネット環境が変わって困っていたが、ネットが繋がる場所を確保したので、未明から「自由な投句箱」のコメントや添削などを書き込む。外に出てみると、未明の風はまだまだ寒い。
●家事をしながら、リルケの「呼吸」の詩を思い浮かべていた。私の考えをそっくりと思ったが、よく考えると、リルケの考えの裏側がそっくり私の考えだと気づいた。リルケは「呼吸は詩」だと言っている。私は「詩は呼吸」だと思っている。「逆もまた真なり」と思いたいが、どうだろう。
命題 : (P \Rightarrow Q ) Pを呼吸→Qは詩
逆:( Q \Rightarrow P ) Qを詩 →Pは呼吸
●夕食は、句美子がお鮨をたのんでくれた。アプリで頼んだようだが、いつものお鮨屋さんが配達してくれた。お澄ましを作って、りんごを剥くだけで済んだ。
●頂いた「六花亭」の白樺羊羹を食べた。白樺羊羹は見るのも食べるのも初めて。白樺の幹の皮を模した紙が巻かれて、糸が付いていて、糸で切りながら食べるようになっている。味は本来の正真正銘の羊羹。句美子は本当の羊羹の味は知らないという。松山のうずずみ羊羹も、虎屋の羊羹も普通の羊羹というには特別すぎる。
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