俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月3日(火)

2012-04-03 21:23:56 | Weblog
★煽られて花のゆるるは大いなる  正子
美しく咲き満ちた花の重量感が、風に煽られて、より一層存在感を増して迫ってきます。爛漫の花のあふれんばかりの明るさに、心も晴れやかにふくらみます。(藤田洋子)

○今日の俳句
山辛夷一気に空の青へ咲く/藤田洋子
「一気に」が野生である山の辛夷らしい。待ちこがれたように噴き出して咲く。辛夷の見方に元気があり新しい。(高橋正子)

○年金
昨日年金事務所に出かけ、年金を給付してもらえるよう申請した。1月3日が誕生日で65歳になったからであるが、申請書類をひととおり揃えるまでが、面倒である。揃えてみればたいした書類ではないが、郵便局で年金相談があるので出掛けてもみたが、私の年金についてすべてわかったわけではない。年金事務所でも、ここですべての年金相談が済むわけではない。年金は自分が積極的に申請しなけらばもらえないシステムだとわかった。わずかだが、60歳からもらえる年金もあった。4月2日に受け付けて、2ヶ月後に年金証書というものが届いて、それから50日以内に年金が振り込まれるということであった。もらえるのは、誕生月の翌月から、6月の支給の5月分までの4カ月分だそうで、実際の支給まで4か月、もたもたしていると誕生日から半年もかかる。それにつけて想像するのだが、餓死する親子の報道がよくあるが、生活保護を受けようとする人は、書類をそろえるだけの気力があるのだろうかと。

★年金申請桜がひとつ二つ咲く/高橋正子

◇生活する花たち「桜・こぶし・土佐みずき」(横浜日吉本町)
コメント (1)
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