俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月7日(土)立秋

2010-08-07 08:22:35 | Weblog
★七夕の星はいずれも澄み透る  正子
澄み透るのは、旧暦の七夕の星空であり、空を見あげる作者の心でもありましょう。七夕の物語に思いをはせるとともに、天体のありのままを映す心の涼しさを感じます。(池田加代子)

○今日の俳句
風の音をさせつつ運ぶ七夕竹/池田加代子
七夕竹を運ぶと、笹の音がさらさらと鳴るが、それを「笹 の音」としないで、「風の音」と捉えたところが、七夕竹 らしく、空や風への思いが膨らむ。(高橋正子)

◇生活する花たち「えのころ草」(横浜日吉本町)
コメント (3)
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