俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月22日(日)

2010-08-22 16:25:30 | Weblog
★小雨降る中の芙蓉を一つ剪る  正子
芙蓉の優しげな風情が「小雨降る中」という情景にぴったりです。少し秋めいた来たそんな雰囲気がよく感じられます。(多田有花)

○今日の俳句
はや桜紅葉始まる明るき午後/多田有花
「明るき午後」が魅力。暑さがようやく落ち着いたかと思うと、はやくも、桜は紅葉しはじめる。真夏の眩しさがぬけて、しずかな明るさに変わるころ。(高橋正子)

○角川俳句年鑑、俳句研究年鑑の原稿をそれぞれに郵送。
正子今年度代表句は、
菖蒲束ざんぶと投げて湯が青む(角川)
島はしずかに島でありたり花曇り(俳句研究)

○「少年」の主宰の稲田眸子さんに、依頼の花冠9月号と、「私たちの俳句」についてと、正子略歴を送った。

○治代さんの句集『香田』の注文本日まで分11名に夕方メール便で発送。

○花冠10月号の初校。

○一時にくらべると涼しくなった。日中は、眩しいくらい太陽が照る。

◇生活する花たち「蒲の穂」(横浜四季の森公園)
コメント (2)
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