俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月2日(月)

2010-08-02 06:51:48 | Weblog
★這いはじめし子に展げ敷く花茣蓙  正子
赤ちゃんがはいはいを始めると、急に行動範囲が広くなり、目がはなせなくなります。赤ちゃん自身も動けることが楽しくてどんどんはっていきます。うれしそうな赤ちゃんの様子、それに振り回されながらも、またうれしそうな大人の様子が「展げ敷く花茣蓙」という言葉に集約されています。(多田有花)

○今日の俳句
頂の青筋揚羽雲に触れ/多田有花
山の頂には、こんなところまでよくも、というような蝶などを見かける。飛べば雲に触れそうな青筋揚羽もいて、驚き、また楽しい世界を作っている。(高橋正子)

◇生活する花たち「マリーゴールド」(横浜日吉本町)

コメント (2)
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